頭皮ニキビができることがすぐさま薄毛につながるということはないと思われますが、頭皮環境がいいとは言えません。頭皮ニキビとはどのようなものか、放置することでどのような問題があるか、また薄毛との関係性についてもご紹介致します。
目次
頭皮ニキビの原因
頭皮には、毛穴が多く存在し、密集しています。このため、皮脂分泌が多くなり、にきびができやすいのです。 それに加えて、汗をかきやすく髪の毛で覆われているため、通気性が悪く蒸れやすいという、アクネ菌の増殖に適した環境です。アクネ菌が増えると、炎症が起こりやすくなって、にきびの症状が悪化することがあります。頭皮”にきび”の原因のひとつとしてあげられるのが、ターンオーバーの乱れです。ターンオーバーが乱れると、アカとなってはがれるはずの頭皮の角質がはがれ落ちずに、厚くなります。このような状態になると、皮脂が毛穴の中に詰まりやすくなるので、にきびができてしまいます。
出典 https://www.kracie.co.jp/ph/yokuinin/acne/acne08.html
頭皮ニキビはターンオーバーの乱れが原因。皮脂分泌が頭皮に多いことも影響しているそうです。通気性が悪く、皮脂分泌量が多い状態というのは好ましい頭皮環境ではありません。
頭皮ニキビは放置してもいいのか
頭皮ニキビができやすいということは毛穴が詰まりやすい状態になっているということです。こういった頭皮環境が長く続くと、薄毛につながるということは否定できません。
頭皮がひどく荒れ、皮脂の分泌量が過剰になれば、発毛サイクルが一気に乱れてしまいます。
こうした状況を放置したままにすると頭皮環境は悪化したままということになりますので、対策が必要です。
頭皮ニキビの対策
頭皮ニキビの対策は至ってシンプルです。頭皮を清潔に保つことが何より大事です。シャンプーを使って毛穴までしっかり洗い、シャンプーを全て洗い流します。シャンプー時には手に取ってしっかり泡立ててから、マッサージをするように頭皮をしっかり洗います。たまにシャンプーを髪にだけつけて洗う方もいますが、そのやり方だと頭皮を綺麗に洗うことはできません。意識して泡立てたシャンプーを使い、頭皮を洗うことが大事です。
また、シャンプーやリンスをしっかりと洗い流した後、タオルドライをしっかり行い、乾かすことも大事です。頭皮を乾かさないまま放置すると雑菌の繁殖につながります。これは薄毛にも関連してくる場合があるので、しっかりとドライヤーを使って乾かしましょう。特に中高年の方の中にはドライヤーを使うことをためらう方がいます。
ドライヤーを使うことが男らしくないように思われる方がいるためです。確かに髪の毛が長い女性にとってはドライヤーは必須ですが、短髪の方が多い男性であれば、必須ではないと思われても仕方がありません。
ただ、湿った頭皮は好ましい環境ではないので、しっかりドライヤーを使って今後は髪を乾かすようにしましょう。
食事も大切
頭皮ニキビが出来にくい環境を作ることも大切です。 頭皮ニキビができる原因に、生活習慣の乱れがあります。 規則正しい生活、バランスのいい食事。これをしっかりと意識することで、頭皮の環境も整えることができます。
まとめ
頭皮ニキビと薄毛環境についてご紹介しました。頭皮ニキビはすぐさま薄毛につながるわけではありませんが、薄毛の悪化とも無関係というわけではありません。頭皮環境を清潔にすることを意識しましょう。
薄毛の改善には自毛植毛が効果的な場合もございます。薄毛の改善がまったく見られない場合などは、積極的に検討してみても良いでしょう。
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