頭髪が薄くなってくると、どうしてもそれを隠したくなってしまう人が多いと思います。自毛植毛をすぐにできればそれが一番いいのですが、最近は自宅勤務などが増えた影響で植毛クリニックの予約も数カ月待ちということがざらにあります。
かといってカツラとなるとこれまた費用が高額で作成の手間もかかります。薄毛を隠すもので一番手軽なのが帽子です。しかし帽子もかぶり方を間違えると、薄毛を悪化させる可能性が0ではありません。
被り方はもちろん、どの帽子を選ぶかも重要だったりします。ここでは帽子の選び方についてご説明致します。
目次
帽子のメリット
薄毛の方にとって帽子の一番のメリットは手軽に薄毛を隠せることと思いがちですが、そうではありません。帽子のメリットは紫外線から髪の毛を守ることができることです。
髪の毛にはキューティクルという保湿成分がありますが、紫外線はこのキューティクルを破壊します。キューティクルが無くなると髪の毛に潤いがなくなります。そしてパサパサになるのです。パサパサになった髪の毛は抜け易くなります。
紫外線から頭皮を守ることが大切な理由です。
外出時は帽子を被ることで紫外線から頭皮や頭髪を守ることにつながります。
そしてもう一つ。これは多くの方の予想通りだと思いますが、薄毛を手軽に隠せることです。当たり前のようではありますが、最も違和感なく薄毛を隠す方法としてはこれよりもベストな選択肢はほとんどありません。
屋外であれば帽子を被っていても、不自然ということはありません。またふいに強い風が吹いて帽子が飛ばされたとしても、かつらが飛ぶよりかははるかにましです。
帽子のデメリット
帽子はデメリットよりもメリットが大きいですが、被り方を間違えると薄毛を進行させることもあります。
最も気を付けたいのは通気性の悪い帽子を長時間被ることです。帽子を長く被ると、通気性が悪くなり内部が蒸れます。皮脂が毛穴に詰まると、炎症が起き、養分が十分に行き渡らず、薄毛の原因となりえます。雑菌が繁殖する原因にもなります。
また頭皮の圧迫という点も気を付けたいところです。風で飛ばされたくないからといって頭皮を強く締め付けるようにして帽子を被ると、栄養が十分に行きわたらなくなる可能性も考えられます。これは通常の被り方をしていれば大丈夫ですので、過度に心配しすぎる必要はありません。
さらにいつでもどんなときでも帽子を被れるわけではないというのも地味にデメリットといえるでしょう。屋内での式典や事務仕事などは帽子を被りながらというのはやはり具合が悪いです。
日本では屋内は帽子を外すものという暗黙のルールがあります。そのためいつでもどんなときでも帽子を被り続けて薄毛をごまかすというのは難しいものがあります。
薄毛の人の帽子の選び方について
何よりも大事なのは通気性です。特に薄毛の方は通気性の悪い帽子は選ばないようにしましょう。あまり多くはありませんが、かっこよくて安いという理由で合皮の帽子等を選ぶのはやめたほうがいいでしょう。
おすすめはアウトドア用の帽子やメッシュ素材の野球帽です。これらの帽子は快適なうえに通気性がいいので、風を良く通します。室内で長時間被るなどでなければ多くの人におすすめできる帽子です。
まとめ
帽子の選び方をご紹介しました。薄毛を隠すために帽子を被ることは悪くないのですが、変な帽子を選んだり、被り方を間違えると、ほとんどないことではありますが、薄毛を悪化させかねません。
そしてこまめに洗濯し、清潔に保つということを忘れないようにしましょう。帽子の選び方や使い方を見直すと、悪いと言われている点はほとんど解消することが出来るのです。
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