睡眠不足と薄毛

皆さんは毎晩ぐっすり眠れているでしょうか。現代人は日々時間に追われているためか、十分な睡眠時間を取れてない人が多くいるようです。よく大御所漫画家などは寝てない自慢をされており、やはり早逝している方が多いです。このことから睡眠というのは体調と密接にかかわってきます。

しかしこれは体調に影響があるということは髪の毛にも少なからず影響を及ぼしているということにもなります。薄毛にはさまざまな原因があります。必ずしも睡眠不足で薄毛になるわけではありませんが、好ましいものでもないということは分かって頂けているかとおもいます。なぜ睡眠不足になると薄毛になるのか。
睡眠不足で薄毛になってしまう理由を詳しくご説明します。

睡眠不足は悪影響か

必要とする睡眠時間には個人差がありますが、睡眠時間を確保することは心身の疲労回復をするためにはとても重要なことです。「寝る子は育つ」というように、寝ている間は成長ホルモンが分泌され、疲れをとったり、その日学習したことを脳に定着させたりする効果が期待できます。また、深い眠りにつくことで疲労回復物質が分泌され、ストレス解消にも繋がります。睡眠不足が長く続けば続くほど解消が難しくなるため、なるべく早めの解消を心がけることが重要です。

不安や苛立ちから寝不足になった場合、それが続くとうつ病に発展するケースもあります。睡眠不足よりも根本的な不安や悩みを解消することが大切ですが、逆に睡眠不足を改善できれば不安を解消することに繋がります。また、睡眠不足になると脳の記憶を司る海馬が縮小し、記憶力を低下させる原因に。これが悪化するとアルツハイマー型認知症になる可能性もあるため、早めの対処が必要です。また砂糖のとりすぎや食べ過ぎで肥満が悪化すると、生活習慣病になるリスクも高まります。糖尿病や脂質異常症、高血圧になれば他のさまざまな病気の引き金にもなるため、こういった原因をなるべく作らないためにも睡眠は大切なのです。

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このように睡眠不足に良いことは何もないことが分かります。長く続くとそれが原因でうつ病になってしまうこともあるのです。

成長ホルモンについて

睡眠不足で成長ホルモンが上手く分泌されないこともあります。
髪は、80%以上がタンパク質です。そしてこのタンパク質の合成を高めるため、成長ホルモンが必要不可欠です。
成長ホルモンは睡眠時に多く分泌されます。睡眠不足で髪の成長が上手く行われず、髪が薄くなってしまいます。睡眠不足で薄毛となる原因です。

毛母細胞について

毛母細胞とは、髪の毛の根元にある細胞。細胞がきちんと分裂していくと髪の毛がしっかり伸びていきます。つまり睡眠不足で薄毛になる理由として、毛母細胞がまったく分裂しないことがあります。

しかし、睡眠不足になると、この毛母細胞への分裂活動も実は十分行われなくなります。髪の毛がまったく伸びず、薄毛となっていくのです。

どのような睡眠を取ればいいのか

最低、3時間以上の睡眠をとりましょう。成長ホルモンは、睡眠に入り30分~3時間の間で多く分泌されます。これはその後徐々に減少します。しかし6時間程度は分泌が継続されます。つまり最低でも3時間以上、本当は6時間以上は継続して睡眠を取りましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。睡眠不足は薄毛の原因の一つであると考えられます。
1日や2日程度の睡眠不足は薄毛に直接影響する事は少ないといえますが、毎日睡眠不足が続いていたり生活リズムが乱れていくと、髪の毛の生育に非常に大きく影響してしまうことがあるといえます。

 

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