i-SAFEとは
アスク井上クリニックの自毛植毛《i-SAFE》の特徴
浅い刃入れでも生着に必要なすべての要素を持った
グラフト(移植毛)を採取することが可能。
Dr.井上が自毛植毛手術の経験と実績を基に
考案・開発を行ってきたメスを使用しない・切らない自毛植毛が
《i-SAFE》です。
この《i-SAFE》は、ただ単にパンチの口径を小さくした
ものではありません。
口径の小さすぎるパンチでは毛髪の生着に必要となる
重要な組織部分を取り残してしまいます。
そのためグラフトの採取に使用するパンチの口径は、
患者様の毛の太さなどにより多少の違いはありますが、
直径約0.85~0.65mmです。
すなわち、パンチの口径が小さければ良いというわけではなく、
採取するグラフト毎の適正な径があるということです。
i-SAFEで用いる機械の特徴
- 回転している時だけ吸引圧(陰圧)がかかる
- 高速で回転してカーボンコーティングの硬い非常によく切れる刃を持っている
- 径が細くても連続使用において吸引組織のつまりが少ないパンチの形状を持つ
この新しい自毛植毛(移植)技術i-SAFEの特徴が切断率低下にどう奏功するのかを、
なぜ一般のFUEが難しく、切断率が高くなるのかとを比較してみます。
1.圧迫により方向が変わる
表皮に刃が入るときに起こる圧力で表面にゆがみを生じ、それに伴って毛根の角度も変化して、
毛幹の角度で刃を入れても、内部で角度が違っているため切断を起こしてしまう。
2.吸引力により圧迫による皮膚の歪みがない
陰圧により、表皮に吸い付くように切れていくため、くぼみを生じにくいため、
角度の変化も起こりにくく、したがって、切断も起こりにくい。
3.毛根の開きが大きくなる
Comparison.3毛根の毛球側は、複数毛包の場合先に行くにしたがい開いているため、刃の挿入が深くなれば
なるだけ切断率が高くなる。
さらに、刃を奥へ挿入していくとその内部での抵抗により毛根全体も奥にやや押しつぶれた状態となり、
毛根はゆがみ切断率を上げてしまう。 かといって浅すぎると、生着に必要なバルジ*を取り残してしまうため
深く入れざるをえない。
*バルジは毛を作る工場のシステムの要にあたる構造で毛根の中程にある
4.吸引力により、かえって開きは小さくなる
Comparison.4陰圧により、表皮に吸い付くように切れていくため、くぼみを生じにくいため、
角度の変化も起こりにくく、したがって、切断も起こりにくい。