INTERVIEW
アスク井上クリニック 看護師エゼ・宏美
クリニックではどのようなお仕事をされているのですか?
手術室で井上医師のサポートをしています。患者様の問診票作成や写真撮影も行っています。
これまでどのくらいの患者さんと接してきたのでしょうか?
2004年から自毛植毛のクリニックで働いているので、15年近く植毛に携わっています。もしかしたら植毛業界の看護師としては一番経歴が長いかもしれませんね。これまで数千人の患者様の手術に立ち会ってきました。
自毛植毛専門クリニックの看護師として働くきっかけは?
細かい作業が得意なので自分に向いているかもと思いました。まったく知らない分野だったので相当勉強しましたね。自毛植毛の看護師の仕事は専門的な知識と技術が必要なので苦労はありましたが患者様の未来に携える仕事なので、とてもやりがいがあります。
植毛専門クリニックの看護師として日々努力されていると思いますが、普段から意識または心掛けていることはありますか?
両手を使って作業することが多いので、繊細な作業のトレーニングをしていました。具体的には普段の生活でも利き手ではない左手ではしを使ってご飯を食べたり。また身体が資本ですので体調管理にも普段から気を付けています。
すごいプロ意識ですね。
自分たちスタッフがまず技術に自信を持つことが大切だと思っています。このトレーニングは効果があったので、新人看護師にも勧めています。
院長の井上医師は《植毛の匠》と言われるほどの“徹底したこだわりを持った植毛手術の職人”と評判ですが、看護師の方も先生の手術・治療を介助するために高度な技術や知識が必要になると思われます。アスク井上クリニックの看護師として努力・工夫していることや普段から意識していることなどありますか?
井上院長の技術についていけるように日々研鑽しています。毛髪を植えるための穴もはるかに微細です。手術をサポートする看護師にも高い向上心が求められます。
患者様が安心して手術を受けられるよう心掛けていることは何かありますか?
患者様の性格や精神状態もそれぞれ違います。薄毛はデリケートな悩みですので、心を通わせながら誠心誠意対応することを心掛けています。
患者様が薄毛を克服していく過程を実際にご覧になっていると思いますが、看護師として接していて何か感じることはありますか?
植毛後は性格まで変わったかのように感じる方が大勢います。定期健診でお会いすると顔つきが皆さん違いますね。「カルテ間違えたかな」と取りに戻りそうになった事もありました。自分達の技術が役立っているんだなと嬉しく思う瞬間ですね。
当院は一人の患者様の悩みにしっかりと寄り添うために診察などの時間もたっぷり取っています。植毛後、自信に満ちた表情となる患者様を大勢見てきているので、まずは一歩を踏み出してほしいと思います。