症例の術後1年経過詳細
男性 / 40代 / M字の生え際 / 1,640グラフト
手術前
術後1年経過
疾患名 | 男性型脱毛症 |
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問診(対応)内容:カウンセリング時の内容 | 生え際M字部分への移植と、センター部分の毛が長くならないことからセンター部分へ補填。 |
移植本数(グラフト数) | 1,640株(グラフト) |
施術の解説 | M字右側に670株、左側に720株、センターに250株 合計1,640株を移植 |
施術の費用 | 1,663,200円(税込)/月々26,759円~ |
施術の治療期間・回数 | 平成28年2月21日手術 移植回数1回 |
主なリスクと副作用について | 術後のショックロスならびにごく希に採取部にも円形脱毛状の一時的脱落が起こる可能性がある。また、移植毛は若干クセ毛になる。移植部に知覚鈍磨が起こる等々 |
施術後の写真の経過月 | 術後1年経過 |
当院補足説明 | 東北の遠方の方で医療関係のお仕事をされている方でしたが、写真診断を最初に行い、そこである程度方向性を決め、掛かる費用などをお伝えし、実際にご来院頂くまである程度は方向性は決まっていた印象でした。 実際のところ当院にお越しになる前に他のクリニックで診断を受けられたそうで、それが納得がいかず、井上院長の門をたたいたとのこと。医療関係なので普通の人よりお詳しい方でしたが、実際に説明を聞きたいただいたところご納得なされ、是非やりたいとご決断。医療関係の方から選んでいただけるのはまた格別なところがあります。 さて、1,640グラフトで生え際中心で、極端に下げてはいけないと判断。患者様から最初は丸っこいおでこにしたいとご要望をいただいたが、「そんなおでこは存在しない。それはおかしい。」と院長が伝えた経緯もあります。 もともとは生え際は筋肉の流れに沿って決まるものだと実際に額にラインを書き、さらに納得された感じでした。その間に芸能人のおでこを見せたりしてさらにご納得のご様子。 施術までにできるだけ髪の毛を伸ばしておいて欲しいとお伝えし、当日は刈り上げて施術を行いました。その後はヘアシートでカバー。ヘアシート使う毎日をストレスなく過ごす上では実は技術者の腕次第なところもあります。ものすごく違和感があったりバレバレな状態には当院に限っては心配無用と伝えたりもしました。 |
症例写真 一覧
施術前
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施術後(4ケ月後)
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施術後(1年後)
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診察時の様子・施術について
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カウンセリング、手術時の様子
東北地方にお住まいで、メールで写真を送るなど担当者とやり取りしていました。当初は診察と手術を同時に行う予定でしたが、「一度直接診てもらいたい」とのことで、日帰りで上京。井上院長の診察を受けました。
医療関係者ということもあり、納得がいくまで質問をしていた印象です。1週間後に手術を行う流れとなりました。
心配性とのことでしたが、「自毛植毛により新しい自分になれる」という期待が上回っていたのか、手術当日は堂々としているように見えました。
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これまでの治療歴等
外用薬や内服薬の使用は特になかったと聞いております。
しかしAGA(男性型脱毛症)は進行していました。
前髪を下ろしていると一見薄くないように見えますが、雨の日など湿気が多い日は髪がペタンと寝てしまい、風が強い日は前頭部の髪の密度が低い部位が丸見えになったので、とても気になっていたとのことです。
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当クリニックを選んで頂いた理由
最初は他院で手術を考えていたそうですが、診察時の説明に違和感があったためキャンセル。
インターネットなどで様々情報収集する中で、生え際のデザインも丁寧にやってほしかったとのことで当院を選んで頂きました。井上院長の診察を受けた際、考えや信念に共感された事が自毛植毛をやってみる決定打になったとのことです。
自毛植毛アドバイス
この患者様と同じような薄毛タイプの方が手術するメリット、デメリット
自毛植毛後も自然な仕上がりを期待できます。
人目につきやすい移植部は前髪を下ろせば赤味は見えませんし、採取部に関してはヘアシートと呼ばれる編み込み式のウィッグを付けることができるので、手術をしたということが全くわかりません。注意点は術後1~2ヵ月目に、前頭部の伸びない細い毛が移植毛と同時に抜けてしまうショックロスが起こることがあり、一時的に今よりも薄く見える時期がある事です。
この患者様と同じような症例で悩む方へ
生え際でお悩みの方は多くいらっしゃいます。生え際は人目に付きやすい部位ですので、いかに自然に仕上げるかという事が重要となってきます。前頭部にある筋肉の構成にしたがって、科学的・解剖学的根拠のもと、デザインされるべきです。また、使う株のタイプも、デザインの1つとなります。通常は仕上がりのボリュームを考えると、大きめのしっかりした毛のグラフトを選ぶことが多いのですが、生え際の最前列の様な場合は、できるだけ産毛に近いものを選びます。
最前列は、産毛に近い細い毛髪を選び、その奥では普通の太さのもの、さらに奥では2本毛を中心にと分配していくことで、より自然な仕上がりとなります。より自然な生え際を再現されたい方はぜひ当院にご相談ください。
AGAの方が自毛植毛を選んだ方がよいこと
薄毛治療には様々なものが選択肢としてはございます。一般的にメソセラピーや内服薬・外用薬などがございますが、どれも副作用や効果の面で根本的な治療とは言えないため、自毛植毛をおすすめしております。
薄毛に関しては、現時点で少しでもご自身が気になっているのであれば、気になっている今の時点が自毛植毛をする時期としてふさわしいと言えます。というのも、薄毛は進行性といえますので、必要グラフト数は進行するにつれ増えていくことになります。
従いまして、現時点の必要最小限のグラフト数のうちに自毛植毛を行い、その後はごく微量の内服薬を併用し、進行をできるだけ抑え、移植毛と既存毛がなじむ期間を長くするというやり方を推奨させていただいております。
遠方の方が診察する際の注意点
ご遠方の方の場合、診察とご手術を(最短で1泊2日の日程で)同時に行うことが可能です。 まずは、事前に気にされていらっしゃる頭部のお写真などをメールにてお送りいただき、そのお写真をもとに当院医師が診断ならびに概算のお費用を算出させていただきます。
お写真は、移植希望部位と、採取部にあたる後頭部のお写真を、気になる部位ができるだけわかりやすいよう撮影お願い致します。 また、ご手術に際しては事前に当院が指定致します項目の「血液検査」を地元の医療機関で行っていただく必要がございます。
ご手術は、朝からスタートし、夕方まで掛かるケースが多くなっておりますが、休憩などを挟んで行いますので負担は少ないものとお考え下さい。また、痛みもほとんどございません。
ヘアシート使用の注意点
ヘアシートとは主に毛髪を採取した痕を隠すため、後頭部に使用する編み込み式のウィッグです。ウィッグはいつでも取り外しできるものではないため、しばらくは付けながら生活することになります。
就寝時など枕に横になった際、ヘアシートの結び目と頭皮が接触し多少痛みを感じることもあります。ただ、あまり気にならないという方もいます。このように痛みの感じ方には個人差がありますが、非常に便利なもので多くの方が術後にご使用されています。