自毛植毛とカツラでお悩みの方へ

薄毛を隠したい。カツラか自毛植毛か。

どのように対処するかは人それぞれです。カツラ、自毛植毛、はたまたそのまま放置。ジェルで髪を固めるなどその場しのぎの対策に躍起になる方も大勢います。

薄毛状態を自覚すると人の目が気になります。ほとんどの方がそうです。特別におかしなことではありません。

しかしその場しのぎの薄毛対策では根本的な解決となりません。毎日薄い髪の毛を気にしながら生きるという、過度のストレスを感じる生活にもなってしまいます。長期的な薄毛対策に用いられるカツラと自毛植毛について詳しく見ていきたいと思います。

 

自毛植毛とは

自毛植毛とは髪が薄くなった頭部に自分自身の髪の毛を移植し、薄毛を根本的に治療する医療技術のことです。髪の毛が薄くなっても残っているのが側頭部や後頭部の髪の毛。この部分の髪を薄くなった頭頂部などに移植する施術です。

 

自毛植毛のメリットとデメリット

自毛植毛は自分の髪を移植するため副作用がありません。根本的なところから改善できるためこの手術を選択する人が増えています。

自毛植毛のメリットは自分の髪を後頭部や側頭部から採取して移植するので拒絶反応がなく確実に髪の毛が増やせるところにあります。髪の毛が定着した後はメンテナンスの必要もありません。自由自在なヘアスタイルを楽しむことができます。

デメリットは、保険適用外の費用設定と1回の手術で治せる範囲に限りがあることです。ポリエステルなどで作った人工毛を頭皮に埋め込む「人工毛植毛」もありますが、異物を頭皮に埋め込むことになるので拒絶反応がおきる可能性があります。

 

カツラとは?

カツラとは頭部に被せる人毛もしくは人工的な髪のことを言います。

薄毛を隠すだけでなく、俳優、女優がまったくの別人になりきりたいときにも使われます。簡易なものはディスカウントショップ、ホームセンターでも手に入ります。広く世の中に普及しているといえます。

カツラのメリット

薄毛を隠すことにおいて手軽な方法だといえます。費用さえ気にしなければ完全オーダーメードで作る事も可能。髪質はもちろん、頭との境目も自然な状態に近づけることができます。

自分にフィットした場合私生活が充実するでしょう。薄毛のコンプレックスを過度に気にする必要がなくなります。自分に対して自信が持てるようになり、心理的不安が軽減されるのです。精神医学でも大変重要です。卑屈ではそれだけで物事がうまくいかなかったりしますし、多様な病気を誘ったりということがあります。

カツラのデメリット

なんといっても維持費がかかります。カツラは安いものから高値まであり多種多様です。薄毛を隠すことに使うカツラはスペアセットで50、60万円します。かなり高価です。これを2、3年か長くても4、5年で買い替える必要があります。

カツラが風で飛ばされることもあります。つまりかつらは薄毛をずっと隠し通すことに適していないといえます。いつカツラがずれるかまったく予測できないためです。カツラの最大のデメリットだともいえます。

ずっとバレなければカツラはとても有効な選択肢だと言えます。しかしそれは難しいようです。そしてかつらだと知られた時の心理ダメージは相当です。カツラのイメージはあまり良くありません。

多くの人がなぜ薄毛対策にかつらではなく、自毛植毛を選ぶのか。その理由もここにあります。

カツラのメンテナンス

カツラは専用のシャンプーがあるので、洗髪時は取り外して洗えます。自然な見た目を維持するためには、定期的にカットが必要となります。

カツラで隠す部分以外の地毛は当然伸びます。自然な見た目を維持するには常に気を配る必要があります。

まとめ

自毛植毛は自分の髪を後頭部や側頭部から採取して移植するので拒絶反応がなく、確実に髪の毛が増やせます。しかしカツラは気軽に始められる反面、一度使い始めるとなかなかやめられないという大きなデメリットもあります。

両方のメリット・デメリットをしっかり考え、自分にあった薄毛対策を選びましょう。

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