投稿者「アスク井上クリニック」のアーカイブ

アスク井上クリニック について

・ドクターについて

ダメージヘア

ダメージヘアとは?

何らかの原因で、頭髪が傷ついている状態を意味する言葉です。
では、そのようにして髪は傷むのでしょうか。

髪が傷む仕組みとは?

髪は、大きく3つの層からなっています。髪の中心にあるのが「メデュラ」、その周りを「コルテックス」が覆い、コルテックスを「キューティクル」が包みこんでいます。髪の約85~90%を占めるコルテックスは、主にタンパク質からなっており、同時にたくさんの水分を含んでいます。

健康な髪の場合、キューティクルがコルテックスのタンパク質や水分を守る働きをしています。しかし何らかの原因でキューティクルが剥がれたりめくれたりすると、コルテックスにあるタンパク質や水分が流出して、髪が傷んだ状態になってしまいます。

またキューティクルは通常、うろこ状に規則正しく重なり合っています。うろこ状にきちんと整っていると、髪にツヤが生まれて、見た目も美しい髪を維持できます。だけどキューティクルが傷ついてしまうと、形状が乱れて、見た目も髪のツヤがない状態に。

傷んだ髪は修復はできる?

髪は死んでしまった細胞なので、爪と同じように、自分で傷みなどを修復する「自己修復機能」はありません。髪や爪を強くさわっても、痛くないのはこのためですね。自己修復機能がありませんので、一度傷んだ髪は残念ながら元には戻りません。そこで髪が傷む原因を知って、予防することが大切です。

髪が傷む原因は?予防法についてみてみましょう!

シャンプーによるダメージ

シャンプーは、髪を清潔に保つために必要不可欠。だけど洗い方によっては、髪を傷めてしまう原因になってしまいます。キューティクルは、髪が濡れると開く性質を持っています。キューティクルが開いた状態で髪をゴシゴシ洗うと、キューティクルが傷ついてダメージの原因になってしまいます。

シャンプーは事前に手のひらで泡立てた上で髪に乗せて、地肌を揉みこむように洗いましょう。シャンプーの泡は、髪と髪の摩擦を防ぐ役割も果たしています。髪を洗い終わったら、シャンプーが残らないよう十分にすすぐのも大切◎最後に、トリートメントなどで髪をいたわってあげるとベター。キューティクルが開いていますので、栄養分が浸透しやすくなっていますよ。

髪の自然乾燥によるダメージ

髪を乾かさずに、自然乾燥させている女性も多いのでは?単純に面倒くさい、ドライヤーの熱で髪が傷みそう、さまざまな理由があることでしょう。だけど髪は濡れると、キューティクルが開いた状態になってしまいます。濡れたままの髪を放置していると、髪に必要なタンパク質や水分がどんどん失われてしまうことに。

また、髪が濡れたままで寝てしまうと、枕などとの摩擦によって髪が傷んでしまいます。髪に水分が残っていると、雑菌が繁殖して「かゆみ」や「におい」が発生する原因にも。髪をシャンプーしたら、きちんと乾かすことが大切です。

ドライヤーやアイロン・コテなど熱によるダメージ

実はキューティクルは、熱にも弱い性質を持っています。ならば自然乾燥orドライヤー、どちらがベター?と思ってしまいますね。結論から言えば、ドライヤーで乾かすのがベスト◎なぜなら、自然乾燥による摩擦などのほうが、ドライヤーによる熱に比べて髪のダメージが大きいからです。

タオルドライで水分を吸収させた髪を、ドライヤーで乾かしていきましょう。髪とドライヤーの距離を20cm程度に維持しながら、短時間で髪を乾かしていきます。髪の根元を中心にドライヤーをあてると、髪が乾きやすくなりますよ◎

アイロンやコテも髪を傷める原因に。アイロンやコテをするなら、髪が乾いた状態で行うのがマスト。ダメージを与えすぎないように、1ヶ所にアイロンをあて続けるのはNGです。くせ毛などで毎日のようにアイロンをしているなら、ストレートパーマや縮毛矯正などをかけたほうが、髪が傷みにくいケースもあります。

傷んだ髪のケア法や改善法とは?

トリートメントで髪に栄養分を与えよう

髪に自己修復機能はありませんので、一度傷んだ髪は元には戻りません。ですが、傷んだ髪をケアすることはできます。傷んだ髪をケアするために、トリートメントで髪の内部に栄養を与えてあげましょう。

剥がれてしまったキューティクルは元には戻りませんが、栄養分を補うことで、失われたタンパク質や水分を補給することができます。

傷んだ髪をカットする

いったん傷んでしまった髪の毛は、もう元には戻りません。ならば思い切って髪をカットして、新しく生えてきた髪を大切に保護しながら、改めて伸ばしていくのもおすすめ◎

せっかく髪をカットするなら、思い切ってなりたいイメージにイメチェンしましょう!毎日のシャンプーやドライヤーなどに注意しながら、ツヤ髪をキープしていくのがベストです。

 

サプリメント

サプリメントとは、健康食品に分類される食品で、健康食品もサプリメントも法律上の定義はなく、健康の維持増進のために利用されています。サプリメントはビタミンやミネラルなど健康の維持増進に役立つ特定の成分を濃縮し錠剤やカプセル状にしたものです。アメリカでは「ビタミン・ミネラル・ハーブ・アミノ酸のいずれかを含み、通常の食事を補うことを目的とするあらゆる製品(タバコを除く)」と定義されています。
しかし、日本では法律的な根拠がなく、いわゆる「健康食品」で、現在は製品としての品質を保証する根拠は全くない状態です。

サプリと普通の食品の違いとは??

食品といえば、日常、食べているお肉、魚、野菜や醤油、砂糖の調味料など一般的な食品が浮かびます。では「健康食品」とは?
これは、広い意味で食品の一部ですが、特に法令では定義されていません。一般に「健康の保持増進に資する食品として販売・利用されるもの」の総称です。
そのうち、実際に「健康の保持増進効果」があると確認されているものもあれば、確認されていないものもあります。
「健康食品」といわれているものは、「おなかの調子を整えます」とか「脂肪の吸収をおだやかにします」など、その機能を表示することが国に許可されている「保健機能食品」と、そうでない、「いわゆる健康食品」に大きく分類されます。
「保健機能食品」は、特定の保健の目的が期待できる食品の場合にその機能について、また、国の定めた栄養成分について、一定の基準を満たす場合、その栄養成分の機能を表示することができる制度です。
「健康食品」のうち、国の表示制度として認められているものが「保健機能食品」であり、その中に「①特定保健用食品」、「②栄養機能食品」、「③機能性表示食品」の3つがあります。
このほかに“健康食品”、“健康補助食品”、“栄養補助食品”、“栄養強化食品”、“栄養調整食品”、“健康飲料”、“サプリメント”など、様々な名前で呼ばれている食品がありますが、これらは、国が制度化し許可したものではありません。

健康食品と薬は違う

「健康食品で病気が治る」わけではなく、「健康食品は病気の治療に使えない」ということをしっかり理解しておく必要があります。

健康食品は外観がカプセルや錠剤のものが少なくありません。一見、薬(医薬品)と同じように思えるかもしれませんが、医薬品は臨床試験などを行い、有効性や安全性を確認したうえで厚生労働省が病気の治療に使用できると承認したもので、健康食品とは異なります。

健康食品の中には「コレステロールの吸収を抑える」などと表示されているものもありますが、健康食品は病気の治療には使えません。

 

健康食品の間違った認識

×健康食品だから、薬の副作用のような体に悪いことは起こらない。
健康食品が原因で体調を崩す場合があります。治験(臨床試験)を実施し承認された薬でも、すべての副作用がわかっているわけではありません。健康食品は薬に比べ、十分に研究されておらず、未解明な成分がほとんどです。飲む際は、成分などを調べてから飲みましょう。

×健康食品をたくさん摂取すれば、より健康になる。
たくさん摂取することで、体調を崩す原因になることがあります。普通の食事なら同じものをたくさん食べようとすると飽きたり、満腹になって食べることにブレーキがかかったりします。しかし、健康食品は特定成分を凝縮して錠剤などの形にしたものもあり、たくさん取れば、摂取過剰になることがあります。決められた量以上に摂取するのは危険ですので、やめましょう。

×多くの種類の健康食品を同時にたくさん摂取すればより健康的になる。
医薬品については複数の薬を同時に服用することによる影響についての研究や、実際に併用後に起きた副作用の情報が集められています。しかし、まだ見つかっていない組み合わせも多くあります。
一方、健康食品は人への作用が未解明な成分が多く、医薬品ほど多くの研究や情報がないので、多種類の健康食品を同時摂取すると思わぬ副作用が発現する可能性が高まります。

ストレス

ストレスとは
ストレスという用語は、もともと物理学の分野で使われていたもので、物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態を言います。ストレスを風船にたとえてみると、風船を指で押さえる力をストレッサーと言い、ストレッサーによって風船が歪んだ状態をストレス反応と言います。

私たちのこころや体に影響を及ぼすストレスには、「物理的ストレス」、「化学的ストレス」、「心理・社会的ストレス」があります。
普段私たちが「ストレス」と言っているものの多くは、この「心理・社会的ストレス」のことを指しています。職場には仕事の量や質、対人関係をはじめ、さまざまな要因がストレスとなっています。

ストレス反応は、心理面、身体面、行動面の3つに分けることができます。
心理面でのストレス反応には、活気の低下、イライラ、不安、抑うつ(気分の落ち込み,興味・関心の低下)などがあります。
身体面でのストレス反応には、体のふしぶしの痛み頭痛、肩こり、腰痛、目の疲れ、動悸や息切れ、胃痛、食欲低下、便秘や下痢、不眠などさまざまな症状があります。
また、行動面でのストレス反応には、飲酒量や喫煙量の増加、仕事でのミスや事故、ヒヤリハットの増加などがあります。

 

ストレスと気づいたら
ストレス反応が長く続く場合には、過剰なストレス状態に陥っているサインかもしれません。これらの症状に気づいたら、普段の生活を振り返り、ストレスと上手に付き合うための方法を工夫してみることをおすすめします。また、これらの症状の程度が重かったり長期間続くような場合には、専門家に相談するのがよいでしょう。
私たちは日常生活でストレスを経験すると、そのストレスを解決したり悪影響を緩和するために、さまざまな工夫をします。これをストレス対処(コーピング)といい、ストレス対処が適切になされている場合には、心理面、身体面、行動面のストレス反応は減っていきます。

しかし、対処能力を上回るほどのストレスを経験したり、ストレスが長期間続いたりすると活気が低下して、元気がなくなってきます。この状態が解消されずにいると、イライラや不安感を覚えるようになります。そして最終的には気分が落ち込んだり、ものごとがおっくうになるなど、いわゆる「うつ」の状態に近づいていきます。

 

ストレスの対処法
私たちがストレスにさらされ、もし、うまく処理できない時には、心身ともに異常が発生します。自分ひとりで対処できないようなストレスの場合は、自分の力と周囲の人たちの力を合わせて、よりよい解決の糸口を見出すことが重要です。
また、日頃からストレスが発散できるよう、趣味や生きがいとなるものを持つことも必要です。
窮地に陥った時に相談できる人を持つことは、極めて重要なことです。
私たちは人と人が作ったものから、そして自然からもストレスを受けますが、
一方でそれらはストレスを癒す大きな存在でもあるのです。

休止期

休止期とは?

頭髪の成長における「周期(ヘアサイクル)」の一段階。
退行期と成長期の間に訪れます。
頭髪は、いつまでも伸びるわけではなくいずれは抜け落ちるときがきます。
この抜け落ちる手前の時期を「休止期」と呼びます。
この休止期の時期に入った毛は、まったく成長しなくなっています。その理由は、毛母細胞の活動が完全にストップしているためです。

休止期は平均して2~4ヶ月程度続く性質があり、この短い期間中に、毛母細胞はまた新しい頭髪を生成する準備に入るものと考えられています。
休止期が終わって毛が抜け落ちると、また成長期に戻ります。

休止期脱毛症とは?

休止期脱毛症とは、ヘアサイクルの最終段階である休止期に、髪の毛が抜け落ちてしまう症状です。髪の毛が休止期に抜けること自体、問題はありません。ただし、その本数が異常に多い場合は、何か別の要因が関係している恐れがあるため、対策を講じる必要があります。

休止期脱毛症の症状の特徴

休止期脱毛症の特徴は、髪の毛を生やす毛根が休止状態にあることです。男性の薄毛でもっとも多いAGAでは、抜け毛が増える前兆として、毛先が細くなる症状がみられます。いわゆる毛髪の「軟毛化」であり、継続的に毛根の不活性化が起きている表れでしょう。
また、毛根の活力が緩やかに低下していくAGAに対し、休止期脱毛症では毛根の急激な休止期への移行がみられます。そのため、毛先が細くなったり柔らかくなったりなどの兆候が起こる前に、頭髪が薄くなりやすい傾向にあるのです。
女性の休止期脱毛症の場合も、髪の毛の本数が減る一方で、髪自体は太く健康的に見えるといわれます。女性男性型脱毛症(FAGA)や、女性に多いびまん性脱毛症との違いを見極めつつ、その原因に見合う対策を実践することが大切です。

休止期脱毛症の原因

AGAによって毛根が休止状態に入り、休止期脱毛症になることがあります。AGAは男性ホルモンの異常生成(ジヒドロテストステロン)によって起こることから、ホルモン分泌と密接な関係があるでしょう。
女性の場合も、女性ホルモンのバランスが乱れることによって髪の毛が抜けやすくなり、休止期脱毛症を招くケースがみられます。特に、ホルモンバランスが乱れやすい更年期や出産後には、同様の症状を防ぐための対策が必要です。
また、過度なストレスも休止期脱毛症の要因として挙げられます。慢性的なストレスが身体機能に悪影響を及ぼせば、毛根への栄養素供給もままならない可能性も。
適度にリフレッシュして、ストレスを溜めない生活習慣の心掛けも大切です。

 

日々の生活習慣は、頭皮や毛根に影響を与えている可能性があります。
特に、ストレスを溜め込まないようにすることが大切です。適度な運動良質な睡眠など、規則正しい生活習慣を心掛けながら、自分に合ったリフレッシュ方法を見つけましょう。

また、十分な栄養補給のためには食生活の見直しも大切。バランスの取れた食事を意識し、足りない部分はサプリメントで補うなど、髪の毛の成長に良い食生活を心掛けてください。

ホルモンバランスの乱れや過剰なストレスが招く休止期脱毛症は、誰でも起こりうる可能性のある症状です。しかし、対策次第では改善へ向かう余地が十分にあります。
また、休止期脱毛症は多くの場合、数ヶ月かけて徐々に進行します。抜け毛の本数に変化がないかチェックして、もし異常がみられたら、はやめに専門家の診察を受けましょう。

養毛剤

養毛剤とは?

現在は、頭皮や頭髪の保護を目的とした商品を指すことが多い言葉。
抜け毛を減らすことが目的に含まれる点では育毛剤と重なるが、栄養の補給やダメージの低下といった効果に限定される点が最大の特徴である。
保湿効果や血行を改善する効果や頭皮の皮脂やフケを減らす効果を持つ成分を含んでいる種類がよく売られている。

医薬品の指定を受けることはめったにないため、失われた頭髪が戻ってくるといった劇的な効果は期待できない。頭部全体に栄養分や潤い等を与えたい場合や頭髪の健康をキープしたい場合であれば、納得できる結果になる可能性は高まる。
かつては男性用の商品ばかりだったが、昨今は女性向けの養毛剤も数が増えている。

育毛剤

育毛剤とは??

育毛剤は「髪を育てる」ための薬です。

育毛剤の効果とは??

①頭皮の血行を促進させる

薄毛やハゲになる原因のひとつとして、頭皮の血行不良が原因のケースがあります。

血行不良で肩こりや首こりになるように、頭皮も硬くなります。

育毛剤が頭皮の血行を促進することにより、頭皮を柔らかくしてくれるのです。

②髪を太く育てる

血行がよくなった頭皮は心臓からも血液が送られるようになります。

充分に栄養が与えられた毛根は、元気が良い髪の毛を成長させることができます。

つまり、太くしっかりした、元気の良い髪の毛を生やす効果が期待できるのです。

③髪が育つ頭皮環境にしてくれる

薄毛の原因は血行不良だけではありません。

乾燥や皮脂の過剰分泌、紫外線の影響、それ以外にもさまざまな要因が考えられます。

頭皮トラブルに合わせた育毛剤を使うことによって頭皮トラブルを解消することが望めます。

④薄毛の原因物質を取り除いてくれる

実は、頭皮トラブル以外にも薄毛になる原因があります。

ニコチンの影響やストレスなどです。

育毛剤の使用により、生活習慣の改善だけでは対応しきれない部分をサポートしてくれます。

育毛剤の副作用とは??

育毛剤は、基本的には重篤な副作用の心配はほとんどないと考えていいでしょう。

代表的な症状としてあらわれる可能性があるのは、頭皮のかぶれやかゆみ、発疹などです。

人によって身体に副作用が出るケースもありますので、使用に際しては充分に注意することが大切です。

育毛剤の正しい使い方

①育毛剤をつける箇所に分け目を作る

育毛剤は髪の毛につけるのではなく、頭皮に直接つけることで効果を発揮します。

そのため、まずは薄毛が気になる箇所に分け目を作りましょう。

育毛剤をつける前に分け目を作ることで、

  • 育毛剤が頭皮につけやすくなる
  • 成分を頭皮の奥まで浸透させることができる

といったことが期待できます。

しっかりと分け目を作って、育毛剤をつける下準備をしましょう。


②分け目にそって頭皮に育毛剤をつける

次に、分け目にそって前頭部から後頭部へまんべんなく育毛剤をつけます。

育毛剤のタイプ別のつけ方は、以下の通りです。          

  • 塗るタイプの育毛剤                      
    ⇒強く押し込まず、軽くトントンと塗っていく
    ⇒薄毛が気になる箇所を中心に、少し広めに塗る
  • スプレータイプの育毛剤
    ⇒ひとつの分け目に2回噴射、頭皮全体で5〜10回ほど噴射する
    ⇒1回噴射したら、その都度頭皮に浸透させるように揉みほぐす

どちらのタイプの育毛剤も、塗布する量は多すぎても少なすぎてもいけません。


③自然乾燥させる

育毛剤は、つけてもすぐには頭皮に浸透しません。

塗るタイプ・スプレータイプともに、つけた後は自然乾燥させて、育毛剤の成分を頭皮に浸透させるために時間をおきましょう。

このとき、

  • つけた直後に揉みこむ
    ⇒成分をぬぐいとってしまう
  • 温風ドライヤーで乾かす
    ⇒成分が蒸発してしまう

といったことはNGです。

目安として、1〜2分ほど自然乾燥させて、成分が頭皮の奥に浸透するのを待ちます。

育毛剤をつけたあとは1~2分起き、成分が浸透してからマッサージを行いましょう。

マッサージをすることで、           

  • 頭皮が刺激され、血行促進につながる  
  • 成分が頭皮の奥まで浸透しやすくなる

といった効果があります。

指の腹を使ってやさしく揉みこみ、頭皮の血行を良くするイメージで行ってみましょう。

 

育毛サプリメント

育毛サプリは、毎日の食事だけでは不足がちになる髪の毛に必要な栄養の補給を補助する健康補助食品です。不足しがちな栄養を補う食品のため、育毛サプリを飲むだけで急激に育毛できたりするわけではないので注意が必要です。
また、育毛サプリは継続して飲み続けることで効果が期待できるので、毎日の習慣にすることが大切です。

育毛サプリは、厚生労働省が定めた「食薬区分」に属さず、医薬品ではなく「食品」に分類されます。髪の毛に必要な栄養を補給して頭皮環境を整えて育毛を促進したり、薄毛の進行を予防したりするために役立てる食品なのでAGAを治すものではありません。
育毛サプリのはたらきは、栄養補給して体が持つ機能のはたらきをサポートし、育毛を促進させることです。育毛サプリに含まれている有効成分には、天然由来の植物などから抽出できるノコギリヤシやイソフラボンなどがあります。即効性があまりないのが特徴です。

育毛サプリのメリット・デメリット
育毛サプリの効果を実感するためには、メリットとデメリットを知る必要があります。
メリットとデメリットには、以下のようなものがあります。

育毛サプリのメリット
育毛サプリを飲めば、普段の食事で摂取できない栄養素を手軽に摂取することができます。必要な栄養素の量だけを確実に摂取できるので、用法容量を守れば過剰摂取になったりカロリーオーバーになったりすることはありません。医薬品ではないため副作用のリスクも少なくなっています。長く飲み続けることに対する不安も少ないのではないでしょうか。

育毛サプリのデメリット
AGA治療薬と違って、育毛サプリの効果は即効性を期待することができません。また、法律的な整備が不充分のため、品質のよいものと悪いものが混ざっていたり、品質や安全性について疑わしい育毛サプリがあったりするので、選ぶときは注意が必要です。他にも、育毛サプリに頼りすぎたり、過剰摂取したりすると健康に悪影響が出ることもあるので要注意です。

育毛サプリを飲むときの注意点
育毛サプリについて間違った認識をしていると、効果を実感できないどころか健康を害するリスクもあります。安全かつ効果的に使用するためにも、育毛サプリの注意点を確認しておきましょう。

用法用量を守る
健康食品は薬ではありませんが、薬と同様に用法用量を守って使用することが大切です。
自己判断で摂取量を増やすと、健康を害する可能性があります。
たとえば、亜鉛はタンパク質を髪の毛に変えるはたらきがある重要な成分ですが、過剰摂取すると貧血、神経症状、下痢、善玉コレステロールの低下などの症状が起きることがわかっています。
亜鉛の過剰な作用によって銅や鉄の吸収が阻害されるからです。

育毛サプリの役割は不足している栄養素を補うことなので、育毛サプリを飲むだけでは充分ではありません。育毛サプリだけに頼るのではなく、生活習慣を改善することも大切です。

とくに睡眠は育毛に大きな影響を与えます。髪の毛の成長には睡眠中に多く分泌される成長ホルモンが関係していますが、睡眠不足になると成長ホルモンが不足します。

育毛には日々の食事や睡眠が非常に大切で、育毛サプリだけで薄毛改善はできません
しかしながら、飲み続けることで育毛に効果的な環境を整えられるのです。

男性型脱毛症(AGA)

AGAとは?

AGAとは、Androgenetic Alopecia(雄性発生脱毛)の略で、「男性型脱毛症」とも呼ばれる男性特有の脱毛症です。
男性ホルモンと遺伝が深く関係する脱毛症で、男性の薄毛の約9割がこのAGAが原因です。

AGAになると??

AGAが発症すると、
・ヘアサイクル(成長期)が大幅に短縮される
・抜け毛が増える
・部分的に細くて短い毛が多くなる
・髪の寿命が早く尽きる(生えなくなる)
のように進行します。

ヘアサイクル(成長期)が大幅に短縮

髪の毛は、ヘアサイクルによって生えたり抜けたりを繰り返しています。

AGAが発症すると、正常時で2~5年の「成長期」が、およそ半年~1年に大幅に短縮されてしまいますので、髪の毛が長く育つことができなくなります。分かりやすく例を挙げると、AGAを発症していない男性の髪が生えてから抜けるまでに、AGAの男性の髪の毛は5回ほど抜けてしまうことになります。

成長途中の「抜け毛」が増える

AGAになると、通常なら伸び続けるはずの細くて短い「成長途中の髪の毛」が多く抜けることになりますので、1日あたりの抜け毛の量が増加します。

部分的に「細くて短い毛髪」が多くなる

AGAは「生え際」や「つむじ」から進行します。

抜けたあとに「新しく生えてくる髪の毛」も成長できずに抜けてしまいますので、「生え際」や「つむじ」に残っている髪の毛には、短い髪の毛が目立ち始めます。

初期段階では部分的に地肌が透け始め、さらに進行すると、薄毛の範囲がどんどん広がり「生え際」と「つむじ」の両方が短い毛髪ばかりになってしまいます。

AGAになると、髪の寿命が早く尽きる

ヘアサイクルは、生まれてから一生の間に40~50回繰り返すと、細胞が分裂できなくなり、新しく髪を作ることができなくなります。

正常なサイクルの場合は、ヘアサイクルは1周するのに2~6年(成長期は2~5年)ですので、最短の2年だとしても80~100年は髪の寿命が尽きません。

しかし、AGAが発症するとヘアサイクル(成長期)が半年~1年に大幅に短縮されますので、仮に20歳でAGAが発症した場合は、最短で35歳で髪の毛が生えなくなってしまいます。

寿命が尽きたあとは、どんな治療でも髪を再生することはできません。
早く発症するほど、若い年齢で髪が生えなくなるリスクが高いので、AGA発症からどれだけはやく
対策してヘアサイクルを正常時に戻すかが、髪の寿命を延ばす鍵になります。

AGA対策方法

1.食生活で有効成分を摂取する

常日頃の食事でAGAに有効な栄養素を補給することで、AGAの予防になります。
ただし、食事だけではAGAを改善することは困難です。
AGAの予防や対策にプラスになる要素として上げられるのは亜鉛です。

必須ミネラルの1つである「亜鉛」は、ホルモンの生成や活性化、バランス化の働きがあり、精子の形成にも間接的に影響している重要な成分です。亜鉛には、5αリダクターゼの働きを阻害する作用もあるため、数多くの育毛アイテムにも含有されています。

亜鉛はカキ貝やレバー、牛肉、魚介類、卵黄などに多く含まれています。意識して毎日バランスの良い食事を続けることで、AGAの予防・対策になります。

2.AGAに効果的な育毛剤

今までに育毛剤を使ったことがある人は多いと思いますが、ほとんどの方は途中で使用を止めてしまいます。

全く生えなければお金のムダになりますので、やめるのも当然ですが、そもそも選ぶ育毛剤が間違っていた可能性も高いです。
AGAには、「AGA育毛剤」を使用しましょう。
育毛剤でAGAの進行を止めるためには、

  • 5αリダクターゼの働きを阻害して「DHT」の生成を抑制する成分
  • 脱毛の司令塔である「FGF-5」の働きを抑制する成分
    が含まれている必要があります。

以上のことに注目してみましょう。

育毛

育毛とは?

育毛とは「今、生えている毛を育てていくこと」です。さらに具体的にいえば「毛が、寿命より早く抜けないようにすること」です。

髪が育つ土台=頭皮にある毛穴の数。これは、実は一生変わりません。つまり、全毛穴でヘアサイクルが正常にまわっていれば、髪の量は大きく増減することなく保たれていくはずです。

しかし“遺伝”“頭皮の状態悪化”“男性ホルモンの影響”などにより、サイクルの【成長期】が短くなることがあります。【成長期】が短いと“細い産毛のまま育たない”“寿命より早く抜ける”といった問題が出てきます。また、【休止期】に入った毛根が、なかなか目覚めないケースもあります。

そうすると、しっかり生えている毛が減り「髪が少なくなった」と感じるようになるのです。

こうしたヘアサイクルの乱れに対し、短くなった【成長期】を正常に戻して、毛が本来の寿命いっぱいに育つよう働きかけるのが「育毛」です。【休止期】で眠ったままの毛根を【成長期】に導き、再び毛を生えさせるのが「発毛」というわけです。

現在、ヘアサイクルを正常化させる育毛・発毛対策には、いくつかのアプローチがあります。

《主な育毛・発毛対策》

  • 育毛剤の使用
  • □シャンプー方法など、ヘアケアの見直し
  • □食事や運動など、生活習慣の改善
  • □皮膚科などでの治療
  • □AGA・薄毛・育毛の専門病院での発毛治療

しかし、薄毛となる原因には個人差が大きく、自分に効果的な育毛メニューを組み立てるのは非常に難しいことです。

自分でできる育毛とは?

ヘアサイクル正常化には、育毛剤以外の生活面でのアプローチも有効です。

 育毛に効果的なシャンプー法

●髪・頭皮に優しい成分のシャンプーを選ぶ…無添加タイプ・薄毛専用のものがおすすめです。
●シャンプーは、適量を守る
●爪を立てたり、ゴシゴシ強くこすらない
●頭皮まで、すすぎ残しをなくす
●洗いすぎない、逆にサボって不潔にしない…1日1回が適正です。

ストレスをためない生活
 ストレスは、髪の健康に大きく影響するといわれます。ストレスがかかると体が緊張状態となり、頭皮を硬直させるため血流が悪くなってしまうからです。すると、必要な栄養が行き渡らず、毛の発育を邪魔してしまいます。ストレスは他にも、睡眠が十分とれなくなる・内蔵の働きを悪くする(栄養を吸収しにくい)など、育毛によくない状態を作ります。自分に合うストレス解消法を見つけ、定期的にリフレッシュすることは育毛にとって、とても重要なことなのです。

 

育毛にいい食事
 もっとも大事なのは、栄養不足にならない・バランスが偏らない食事をすることです。一般的にワカメなどの海藻類が“髪にいい”といわれますが、これらの一部の食品を大量に食べる方法は、おすすめできません。髪は命に関わらない分「栄養不足」になると、髪への栄養補給は「後回し」にされがちです。そうすると髪に十分な栄養が届かずに、毛がしっかりと成長できなくなってしまいます。ダイエット後に髪が薄くなるケースがありますが、まさに食事制限ダイエットなどはこの髪の「栄養不足」によるもので、髪に深刻な影響を及ぼすこともあります。
バランスのとれた食事を十分な量とるよう心がけましょう。とくに、毛髪の主成分であるタンパク質、髪の成長を活性化させるビタミン・ミネラルは、欠かせない栄養素です。サプリメント・補助食品などを活用するのもよいでしょう。

薄毛対策

①健康でいることが何よりの薄毛対策

現在、私たちの周りには薄毛改善のために様々な育毛剤などが発売されていますし、医療機関でも薄毛治療は多く行われています。
もちろん、薄毛を改善するために利用したり相談をすることはとても良いことだと思いますが、日々の生活に少し気を使うことで薄毛対策になることも日常生活の中にはたくさんあるのです。

また、頭皮は身体の中でとても繊細な部分だといわれています。その頭皮を守るために髪の毛が生えているのは皆さんご存知かとは思いますが、一番デリケートな部分だからこそ、頭皮の状態にダイレクトに表れてしまうのです。まずご自身の健康を整える意識を持つことから始めてみては如何でしょうか。きっと、良い影響が出てくることと思います。

では、健康とはどのようなことを言うのでしょうか。

例えば貴方が健康的な食事をしていて適度な運動をしていても、大きな悩みを抱えていて精神的に不安定な状況だとしたら、、残念ながらそれは健康とは言えません。肉体的にも精神的にも安定した状態、生き生きした状態が本当の「健康」な状態と言えるのではないでしょうか。

皆さんは今「健康」ですか?心身ともに健康を目指すことが何よりの薄毛対策になることと思います。

②睡眠はとればいいという訳ではない

私たち人間は一生のうちにどのくらい睡眠をとっているのか皆さんご存知でしょうか?正解は、、、大体ひとり80歳生きたとするとその30%~40%は睡眠をとっていると言われています。

年で数えると大体20年から25年くらいの時間なんだとか…。多いような気がしますが睡眠は人間にとって健康を保つため必要には不可欠なものなのです。

睡眠をすることで、1日中動いた身体を休め、回復、免疫力の向上、ダメージからの修復などのために「成長ホルモン」を分泌する働きがあります。

ただ、睡眠をして身体を回復させる際に、髪の毛への修復の優先順位は低く、脳や心臓などの身体の重要な器官がまず優先されるのです。そのため、睡眠不足が続いてしまうと、髪の毛まで成長ホルモンの分泌量が少なくなり頭皮の代謝も悪くなり、髪の毛へも栄養が行き届かなくなり、薄毛対策どころか、薄毛への道へそのまま向かってしまうのです。

丈夫な頭皮、髪の毛を育てるためには質の良い睡眠時間を取り、成長ホルモンを分泌することが重要です。

そのため、早い時間(22時から2時の間のゴールデンタイム)に睡眠時間をとることが成長ホルモンが分泌されると言われていますが、それが難しい方はぐっすりと眠りが取れるように眠る前に音楽やアロマ、などリラックスできるような状態で眠りにつくことができれば、質の良い睡眠をとることができるでしょう。

ただ、寝ればいいというわけではなく、日々のこうした工夫が薄毛改善に繋がります。

 

③食事の工夫

日々の食事に気を遣うことでも薄毛の改善には繋がります。逆に、悪い食生活を送っていれば薄毛になってしまうこともあります。

ただ、これを食べれば薄毛が治る!!!というような奇跡の食べ物はおそらく存在しません…。

そもそも、抜け毛が増え薄毛が増えるのは、身体の中に「5aリダクターゼ」が増え過ぎてしまうことが原因のひとつだと言われています。また、「5aリダクターゼ」が増えることで、AGA(男性型脱毛症)を引き起こすとも言われています。「5aリダクターゼ」を簡単に説明すると、男性ホルモンが強くなるような働きがあり身体にとっては必要なものなのですが、ただ、あり過ぎてしまうと髪の毛にとってはマイナスな働きをしてしまうのです。そのため、「5aリダクターゼ」の増加を抑えAGAの発症を防ぎながら成長ホルモンの分泌を促すような食事を心がけることが大切です。

では、どんな食事を摂ることが薄毛対策になるのでしょうか。

薄毛改善に良いと言われている食べ物は、ミネラルやビタミン類などの栄養素を多く含んでいると言われています。具体的には毎日摂取しやすく、なおかつ美味しいものというと、「納豆」が一番食べやすいのではないでしょうか。納豆には大豆イソフラボンが含まれており、その大豆イソフラボンは髪の毛を抜けにくい状態にしてくれる働きも持っています。

ただ、先ほども申し上げた通り食べれば薄毛が治る!といったような奇跡の食べ物ではありませんから、バランスよく食事を摂ることが大切です。毎日の食事の中に少しでも納豆や大豆類を取り入れていくことをおすすめします。

 

④頭皮の衛生環境気にしたことありますか?

皆さんは、ご自身の頭皮の衛生環境って気にしたことはありますでしょうか。

実は、薄毛対策のために食事、睡眠などに気をつかっていても頭皮の衛生環境が悪いと、逆に薄毛を促進してしまうのです。では、頭皮の良い衛生環境とはどのような状態のことを言うのでしょうか。一番の理想は、必要な皮脂がありながら、増え過ぎず、減り過ぎず、バランスの良い皮脂の衛生環境を保つことです。

まず、皮脂を増やしすぎないこと。この原因には男性ホルモンが活発になりすぎてしまうことがひとつあげられます。男性ホルモンが活発になりすぎることで頭皮の分泌量が増え、皮脂が酸化し、「過酸化脂質」ができ、頭皮と毛根の炎症を引き起こしてしまいます。

また、皮脂を減らしすぎないこともポイントです。この原因には、シャンプーで洗いすぎることがひとつ言えます。皮脂を清潔に、と何度も何度も洗ってしまうと皮脂が減りすぎて、身体が皮脂を分泌させようとするのです。そうするとかえって皮脂が分泌し過ぎてしまうため、結果的に皮脂が増えてしまい衛生環境的によくない状態を引き起こします。

衛生環境改善のために、以下にポイントをまとめてみました。良い衛生環境の頭皮を目指しましょう。

1.シャンプーを見直す

毎日するシャンプーのケアはとても重要です。自分に合っていないものを使うと痒みやフケの増加にも繋がります。自分に合ったシャンプー選びをしましょう。また、何を使えばいいのかわからない方はいつもの美容室、床屋さんなどに相談してみると自分に合ったものを教えてくれると思いますよ。

2. 枕を清潔にする

皆さんの枕は清潔ですか?普段使用している枕にも薄毛の原因が隠れています。寝ている間にかいた汗が枕に残り、雑菌が繁殖してしまうため、お風呂で頭皮を清潔にしても寝ている間に頭皮が雑菌だらけになってしまいます。通気性の良い枕を選び、また、枕カバーを清潔に保つために、3日に1度変えることをおすすめします。

3.頭皮マッサージ

マッサージをすることで頭皮の血流がよくなります。凝り固くなって溜まっていた頭皮の脂が絞り出るようになりますし、頭皮の奥の細胞にまで栄養、酸素が行き届くようになり、頭皮が元気になります。

 

⑤ ストレスは薄毛に大敵!

薄毛の悩みを抱えている人の多くはストレスを溜めてしまう人が多いと言われています。では、何故ストレスが薄毛の原因になってしまうのでしょうか。

私たちは普段、さまざまなストレスを抱えて生活しています。ストレス社会とも言われる時代ですから、ストレスを抱えている事自体は普通のことなのです。ただ、そのストレスが強いものだと、精神的にも不安定になり身体や精神的にも影響が出てしまうため、薄毛の原因となるのです。日々の生活からストレス解消することを心がけることが薄毛対策へと繋がるようになります。

ストレス改善の方法を以下にまとめましたので参考にして頂ければと思います。

ストレス

●睡眠時間は7時以上

睡眠は、成長ホルモンを活発化させるため薄毛のためにも良いと言われていますがストレス改善にもなります。ポイントはリラックスをして睡眠をとることです。短い睡眠でもぐっすり眠ることで筋肉の活動が沈静化してストレスから解放させることができます。ただ薄毛対策を考えると最低7時間は睡眠をとることをおすすめします。

 

●適度な運動をする

運動をすることはストレス発散にはとても効率的と言われています。過度な運動ではなく、普段できるジョギング、ランニング、ウォーキングなどの適度な運動でかまいません。ストレスも改善されますし新陳代謝の活性化を促すため頭皮へ栄養が行き届き一石二鳥です。

●入浴時間を増やす

入浴をすることで、1日の疲れを癒すだけではなく全身の血流促進にも繋がります。特に38°~40°のお湯に浸ることで自律神経の副交感神経が刺激されるので薄毛の原因ともなる交感神経の活性化を抑えてくれます。また、ざぶっと浸かってすぐに出るというわけではなく10分以上はお湯に浸かるようにしましょう。また、入浴剤を入れて香りで癒されるのも効果があります。

●趣味や自分の好きな時間を持つ

自分の夢中になれるのものはありますか?嫌な事も忘れて何かに熱中する時間はストレス発散にとても効果的なのです。また、共通の趣味を持った友人がいると楽しみも増えてストレスの改善のひとつになります。熱中できるものがないという方でもわざわざ作る必要はありません。映画を見たり、読書をしたり、音楽を聴いたり、好きな女優さん、俳優さんの番組を見たり…といったことでも十分ストレス発散になると思います。

●美味しいものを食べる

一番手軽にできるストレス解消法かもしれません。美味しいものを食べるだけで、幸せな気持ちになりますよね。それがストレス解消になるのです。ただ、甘いものは一時的にストレスを解消する効果はありますが、頭皮の状態やコレステロールなどの問題を考えると摂り過ぎはあまりよくありません。おすすめしたい食事は、和食です。和食は副交感神経の働きをよくしてくれますから、仕事のお昼休みに美味しい定食屋さんを見つけてランチに通うのも楽しいストレス解消に繋がるかもしれません。

身体に良いものを食べるのも良いですが、一番好きな食べ物を食べるのが一番のストレス解消に繋がると思います。