自毛植毛後の整髪料の使い方

自毛植毛をやってみたいという方は大勢いらっしゃると思います。そして、近頃はインターネットの発展も目覚ましいので、自毛植毛についてのメリット、デメリットをあらかじめネットで調べてから、いざ手術に臨むという方がとても多いと思います。

インターネットの情報量は膨大です。しかしそれ故に何が本当で何が間違いなのか。これはきちんと見極めなければなりません。そして、自毛植毛のメリットやデメリットという比較的わかりやすいテーマはネットで調べればすぐに出てきますが、自毛植毛のアフターケアや、手術後に気になる細かい点などについてはなかなか、簡単にはでてきません。

そのため、今回はニッチなテーマを取り上げたいと思います。自毛植毛後の整髪料の使い方についてです。整髪料をまったく使ったことのない男性は少ないように思われます。それは髪をかっこよくデザインできることはもちろん、薄毛を隠すことにも使えるからだと思われます。

しかし、これが自毛植毛後の髪でも問題なく使えるのか、何かしら制限があるのではないかと、よく考えてみれば少し気になります。

今回は整髪料の疑問についてお答えします。

 

整髪料は使える

まず、結論から申し上げますと整髪料は使えます。その使用にも特に問題はございません。なぜ自由に使えるのか。それは、自毛植毛という施術の後に生えてくる髪は自分自身の髪の毛。そのため、これまで通り自由自在にスタイリングできるというわけです。

整髪料が使えない植毛とは

自毛植毛であれば整髪料を自由に使って結構です。しかし、植毛の中には、スタイリング剤の使用に注意が必要なものもあります。それが人工毛植毛です。

人工毛植毛は自分の髪ではないものを頭皮に植えることになるので、自毛植毛とは勝手が違います。

人工毛植毛に整髪料をつけすぎるのは好ましいことではないでしょう。いずれにしても、自毛植毛とは大きく勝手が違うことは間違いないようです。

 

手術後いつから使える?

自毛植毛手術後も整髪料が使えることは分かったと思います。さて、それでは整髪料は手術後すぐに使えるようになるのでしょうか。

これは、すぐには使えません。

なぜでしょうか。自毛植毛は種類によってはメスを使用しない手術(FUE)を選ぶことができます。しかし、後頭部などの毛母細胞を前頭部などに移植する手術であることには変わらないため、部分麻酔をしますし、出血も伴います。

術後は頭皮が腫れることも避けられません。しかしこれはずっとではありません。あくまで一時的なものです。

つまり結論をいうと、頭部の炎症が収まったあとであれば整髪料が使えるということになりますので、それほど支障はないかと思います。

一応の目安

炎症がおさまってから整髪料を使用することによる、大きな問題はありませんが、術後しばらくは頭皮、そして移植毛の状態は不安定なものとなります。

どうしてかというと、移植後しばらくすると一旦、移植毛が抜け落ちるときがあるからです。これは特に問題ではありません。しばらくするとまた正常に髪の毛が生えてくるので、特に問題にしなくて大丈夫です。

実は頭部にしっかりと髪が生えそろう目安は術後約1年です。

そのため我慢できるのならば、術後すぐの整髪料の使用は控え、頭部の状態が安定する術後1年以降に使用するようにしましょう。

まとめ

ここで一番伝えたかったことは自毛植毛は今までの自分の髪の毛と同じように、自由自在にスタイリングができるということです。これはメンテナンスの手間がある、カツラや人工毛植毛では考えられなかったことです。

思い通りのスタイリングを楽しもうとするなら、現状自毛植毛が、最適解だと思われます。

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