AGA治療薬で副作用とは

最もお手軽な薄毛対策として薬の使用があります。飲むだけ、もしくは塗るだけ。そのため通常は手術のように血を流す必要もなければ痛みも伴いません。効き目については個人差がありますが。問題はそこでは実はないのです。

一番の問題は副作用です。なぜ副作用なのか治療薬は安全ではないのか。ここについて詳しく解説していきます。

副作用があるのか

そもそも副作用とは何でしょうか。日本病院薬剤師会によると以下の通りです。

「副作用とは?」と質問されたら何と答えますか?
「望ましくない薬の作用」でしょうか。教科書的には
広義の副作用は「主作用でない作用(すなわち主作用に
は関連のない薬理作用)」であり,これは必ずしも望ま
しくない作用ではありません。また,教科書的に狭義の
副作用は「好ましくない薬の作用」で,このことは有害
反応(adverse drug reaction:以下,ADR)ともいわれ,
多くの場合,副作用という言葉はこのことを示している
と思います。ちなみに世界保健機関(WHO)はADRを「有
害かつ意図されない反応で,疾病の予防,診断,治療ま
たは身体的機能の修正のためにヒトに通常用いられる量
で発現する作用」と定義しているようです。いずれにし
ても,“副作用” とは薬物との因果関係があることにな
ります。一方で,本来,副作用とは区別して用いられる
べき用語として “有害事象” という言葉があります。

 

名前に薬のつくものの中で副作用がないものは実はありません。けれども副作用の強弱はあります。通常薬は副作用がなるべく出ないように処方されるので、過度な問題ではないはずです。

しかしです、薄毛治療者は効果を急ぎ、使用量をまったく守らないというケースがかなり見受けられるのです。つまりAGA治療薬は薬なのです。きちんと正しくしっかりと使うようにしましょう。

効果とよく言われる副作用

プロペシア

主成分の「フィナステリド」が、Ⅱ型5αリダクターゼに作用します。AGAの原因物質であるジヒドロテストステロ(DHT)の生成をきちんと防ぎます。どうなるかというと、髪の毛が成長しきる前に抜けるという状態を防げます。 この副作用の発現率は少なく、大体4%くらいと言われています。ただ主な副作用として、性欲減退や勃起不全、肝機能障害などが挙げられるということは知っておきましょう。そして、男子胎児の生殖器官にこのように影響をおよぼす可能性もあります。つまり妊婦や妊娠の可能性がある女性と、授乳中の女性の服用は厳禁です。

ミノキシジル

じつは海外では内服タイプのタブレットが医薬品として承認されていますが、日本では外用薬のみ使用可能です。ここは要注意です。 使い方はミノキシジル含有液剤を頭皮に直接塗布します。副作用ですが、そう痒感、発疹、紅斑、頭部粃糠疹、皮膚炎などが生じる可能性があります。もちろんですが、 未成年者やAGA以外の脱毛症患者の使用は厳禁です。

ザガーロ

「デュタステリド」を主成分とする内服薬です。こちらはⅠ型・Ⅱ型5αリダクターゼの働きを阻害し、DHTの生成をかなり抑制します。先ほど紹介したⅡ型のみに作用するプロペシアより高い効果が期待できます。しかし副作用の発現率も高いのです。 主な副作用は、性欲減退、勃起不全、そして精液量減少、肝機能障害です。 こちらもプロペシアと同様、妊婦や産婦、授乳婦、小児への投与に対する安全性や有効性はまったく確立されていません。女性や未成年者への処方不可です。

まとめ

薬の用法・用量をきちんと守ることが大事だということが分かって頂けましたでしょうか。使用前に最寄りのクリニックで医師に相談するのが良い選択といえるでしょう。

自毛植毛と年齢

自毛植毛手術を決断する際にやはり、自分自身の年齢が手術に適しているかは多くの方が気になっているでしょう。自毛植毛手術は若年者よりもある程度年を重ねた人が多いのも事実です。しかし、年齢を重ねすぎているのももしかしたら、あまりよくないのではないか。などと不安に陥る人もいると聞いたことがあります。

もちろんこれらはクリニックを訪問してもらい、医師に問い合わせればすぐに答えは分かることですが、遠方の方だとそう気軽にクリニックにも行けません。

ここでは自毛植毛と年齢について詳しく説明致します。

高齢者

65歳以上の人のこと

国連の世界保健機関(WHO)の定義では、65歳以上の人のことを高齢者としています。
65-74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と呼びます。

日本での高齢者の割合は20%にもなり、世界でも最も高い水準です。高齢者の割合は今後も増加し、総務省統計局によると2015年には25%を超えると見込まれています。

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厚生労働省の情報提供サイトによると、高齢者の定義は上記のようなものになります。

一般的に年金がもらえる年齢となると高齢者だということですね。いや、俺はまだまだ若いと毎日ジム通いし、見た目も若々しい方もいますが、体の健康状態に限らず、高齢者というのは明確に年齢で区切っていることが分かります。

植毛に適する年齢とは

しかし老年医学会によると、以下のような提言もあるようです。https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/proposal/pdf/definition_01.pdf

わが国を含む多くの国で、高齢者は暦年齢 65 歳以上と定義されています。し
かし、この定義には医学的・生物学的に明確な根拠はありません。わが国にお
いては、近年、個人差はあるものの、この高齢者の定義が現状に合わない状況
が生じています。高齢者、特に前期高齢者の人々は、まだまだ若く活動的な人
が多く、高齢者扱いをすることに対する躊躇、されることに対する違和感は多
くの人が感じるところです。

このようなことから、日本老年学会、日本老年医学会では、2013 年に高齢者
の定義を再検討する合同ワーキンググループを立ち上げ、高齢者の定義につい
ていろいろな角度から議論を重ねてまいりました。近年の高齢者の心身の健康
に関する種々のデータを検討した結果、現在の高齢者においては 10~20 年前と
比較して加齢に伴う身体的機能変化の出現が 5~10 年遅延しており、「若返り」
現象がみられています。従来、高齢者とされてきた 65 歳以上の人でも、特に 65
~74 歳の前期高齢者においては、心身の健康が保たれており、活発な社会活動
が可能な人が大多数を占めています。また、各種の意識調査の結果によります
と、社会一般においても 65 歳以上を高齢者とすることに否定的な意見が強くな
っており、内閣府の調査でも、70 歳以上あるいは 75 歳以上を高齢者と考える意
見が多い結果となっています 。

やはり65歳以上を高齢者と一律に見るのは少々違和感があります。

結論から申し上げますと、植毛に年齢は一切関係ありません。65才以上の方でも自分の頭皮に毛髪があれば。それをドナーとして使うことにより自毛植毛手術を受けることができます。つまり植毛は何歳でも手術は可能(未成年者は親の同意が必要)ということです。の毛髪の有無、密度、髪の細さの方が年齢よりもはるかに重要なのです。

まとめ

植毛は年齢制限は無いと結論付けることができます。ただし高齢で毛髪が細くなり、ドナーとしてまったく成り立たないという場合は除きますので注意です。ここに当てはまらなければ問題ありません。

 

自毛植毛の手術後はいつから出社できるのか

自毛植毛の手術後にいつから出社できるかというのは、手術をしたことのない方や、初めて植毛のことについあて調べ始めたという方にとっては見当もつかないことだと思います。通常の骨折などの外科手術では、事前に入院し、様々な検査をしたうえで全身麻酔の手術を受けます。この場合は退院まで一週間かかかるということはざらです。

とりわけ自毛植毛は頭の手術なので、しばらく安静が必要だったり、頭が動かせなかったりするのではないか。という疑念もわきます。しかし自毛植毛手術は脳ではなく、あくまで頭皮の毛根を採取し植える手術。「長期間安静にする必要まではないのかな」などと思うとも思います。

また手術後の仕事復帰の仕方についても疑問はつきません。肉体労働をしている場合はどうするのか。手術をしたということが多くの人にばれるのではないか。などと想像することでしょう。

そのため今回は自毛植毛の手術後はいつから出社できるのかというテーマについてお話します。

ただ注意点としてこれはあくまで一般的な話で、万人に共通するとは必ずしも言えない点にご注意ください。

仕事復帰自体は早い

思った以上に早く仕事には復帰できます。じつは手術後は、かさぶたとなる状態がほぼ2週間ほど続きます。このとき血流が激しくなる仕事や運動を行すると、かなり回復が遅くなります。つまり 肉体労働や力仕事をメインでしている人は、このように最低でも術後1週間はお休みするべきです。

そして、デスクワーク中心でほとんど体を動かすことのない仕事だった場合、なんと早ければ術後翌日をめどに復帰可能なのです。 つまりは術後にとにかく早く職場復帰したいそういう人には、手術の形跡も分かりにくい手術がありますので、こちらをすすめます。

早期の職場復帰は手術法による

仕事復帰は植毛手術の術式で異なります。それはこういうことです。回復期間や体への負担、これがどちらの術式を選ぶかで異なるからです。簡単に説明します。 植毛手術を2つに分けると、メスを使う「FUSS法」とメスを使わない「FUE法」の2つになります。 FUE法はパンチで毛根ごと髪の毛を採取。それを植え付けます。そのため痛みの度合いはかなり少ないと言えます。出血はします。しかし大量ではありません。予想以上に早期の復帰が可能なのです。FUSS法は一回で広範囲に一気に植毛できます。しかしメスで頭皮を大きく切り取るのである程度の出血も伴います。そうです。術後10日前後は、それなりの痛みに耐えなければなりません。 そのためFUSS法は早期の職場復帰はかなり難しいでしょう。

手術後に極力避けてほしいこと

早期復帰のためにこちらは絶対に守ってください。アルコールとニコチン、タールは全部体に悪いので禁止されます。それから激しい運動は控えましょう。なぜかというと閉じかけていた傷口が開く可能性があるからです。

そして、当たり前ですがかさぶたがはがれ行為はもちろん控えましょう。治りかけはかゆみを発症します。ここが手術後、最も辛い時期です。 睡眠中に無意識的にかいてしまう人もいます。ぐっと我慢して下さい。せっかくの手術が無駄になってしまいます。

職場復帰について

かさぶたがきちんと取れるまで10日~1週間はみましょう。このとき 許されるならニット帽を被る、タオルを巻くという方法が良いです。ちなみにかつらを使用してもまったく問題ありません。

まとめ

手術自体は局所麻酔で行われるので事前の入院も必要ございません。思った以上に気軽に手術が受けれると思って頂いてよいでしょう。安静についても過度に心配しすぎる必要はありません。傷口が開かない程度に安静にしてください。

自毛植毛は頭皮を切るのか?

最近自毛植毛手術が昔に比べ一般的になってきたと感じることがあります。ひと昔前は植毛手術と聞いてもピンとくる人があまりおらず、薄毛の方でさえその効果に懐疑的でした。しかし、近年は有名人の方も積極的に植毛手術を受けたことを公表していたり、またその手術法を紹介していることもあって多くの方に植毛とはどういうものか、ある程度は認識されてきたかと思います。

しかし、どういう手術なのかと聞かれてすぐに答えられる人はまだまだ少ない印象です。植毛は自分自身の髪の毛を毛根ごと採取し、髪が生えていない頭頂部などに植える手術。高度な技術が必要とされる外科手術です。このとき毛根はどのように採取するのでしょうか。メスを使って頭皮ごと採取するのか、はさみのようなもので切り取るのか、あるいはそのまま引っこ抜くのか。まだこの部分についてはあまり知られていないと思います。

最近の植毛事情と併せて解説します。

自毛植毛

じつはこれまでの自毛植毛は、ほとんどメスを使うFUSS法がかなり一般的でした。けれども現在、体への負担が極めて少ない手術が求められる日本では、メスを使わないFUE法が主流です。術式はFUSS法とFUE法の2つに分けることができるといっていいでしょう。

FUSS(FUT)法

こちらは頭皮を切る手術です。メスを使い頭皮を部分的に切り取り、株分け後に薄毛部分にしっかりと移植する方法です。頭皮を薄く切除します。前時代の術式と比較すれば身体へのダメージはかなり軽減されるようになったのです。けれども、結局メスを使って皮膚を大きく切るので、傷跡はしっかりと残ります。つまるところ 1回の手術で移植できる株数には限界があるということです。そして、密度をより濃く実現させるためには、複数回の手術が必要だったりと、デメリットがあります。 さらに術後の痛みもかなり強く出ることがあります。

FUE法

1mm程度のパンチを使います。つまり頭皮からドナーを1毛穴単位でくり抜き、移植する方法です。 傷跡は直径1mm未満と小さくできるようになりました。こちらはFUSS法に比べ痛みも軽減されています。そして採取でできた傷痕も数日で自然治癒されます。結果的に頭皮のダメージを最小限に抑えることが出来ます。現在は自毛植毛で日本では最も選ばれていると言われています。

こちらですと、若干傷跡はつきますが、メスを使わないので、頭皮を切るよりはダメージが少なくすみます。アスク井上クリニックでは、i-SAFEがこれにあたります。

 

選び方

簡単です。一度に広い範囲に移植したいとお考えであればFUSS法。目立つ傷跡の有無や体への負担か小さいほうがいいと考えるのならFUE法です。ただ医療技術が進歩することでFUE法を選ぶ方が増えているのが現状です。

そして、社会復帰が比較的早いのもFUE法です。つまりあまり体を動かさない仕事でならば、手術をした次の日から、もう職場復帰が可能なのです。それだけではなく、植毛手術を実施したことを隠すことも実質的には可能です。 しかしFUSS法は職場の第一線からの離脱は避けられないと知りましょう。

まとめ

本当に一度に大量の植毛をしたい。そういう方はFUSS法を選択すると思いますが、今は大多数の方がFUE法を選ぶでしょう。というのもFUSS法はやはりひと昔前の技術との感じがぬぐえません。確かに効率だけを求めるならばFUSS法のほうが良いでしょう。

しかし、体への影響やその後の職場復帰を考えると、FUE法のメリットが大きいのも事実です。

まずは植毛クリニックの医師に相談し、最適な手術法を選択しましょう。双方にメリット、デメリットがあることを認識することが大切です。

 

自毛植毛を実感するまで

自毛植毛を今すぐ始めたいと思った方には朗報ではないかもしれませんが、自毛植毛というのはカツラなどと違い、植毛したその日からフサフサデビューできるというわけではないのです。髪の毛を植えてからきちんと生えそろうまでは数か月~1年の月日を要します。そのため自毛植毛を受ける前には、いつ頃までに生え揃えたいかなどをきちんと考えておく必要があります。

ただこの知識も誰でももっているという類のものではありません。一般的には知られていないことだと思いますので、コラムに記したいと思いました。

じつは自毛植毛は髪の毛をいつも作り出す細胞を皮下組織ごと取り出して移植します。これら移植部は4ヶ月~半年ほど経過したときに、自分の髪がしっかりと生えてくるのです。

そしてこの移植する毛髪は、極めて脱毛症にかかりにくい後頭部や側頭部の毛髪です。そうです。じつはこの部分は生涯に渡りしっかりと髪が生え変わります。 この自毛植毛は外科手術です。術後は体に色々な変化が起こることもゼロではありません。このようなことは手術ではどれも避けられないことです。

具体的な変化として、一時的な腫れやむくみや痒み。そして、ショックロスと呼ぶ一時的な毛の脱落などがあるのです。 これら移植部にきちんと毛髪がしっかりと生えそろうまでには、じつは8ヶ月から1年というかなり長い時間がかかります。

移植後

まず、移植した毛包ですが、一週間弱でほとんど定着します。ここから血流が再開、そして移植した髪はほとんどが一時的になんと脱落します。これは正常な反応なのです。ここから 髪が脱落しても、実は定着した皮下組織の中では新しい毛髪がもう作られ始めています。それから髪が定着します。そして移植した毛以外、周辺の髪がこのように一時的に脱落する、ショックロスという症状もじつはまれに起こります。これは認識しておく必要があります。原因はまだ特定されていませんが、髪の毛は戻るので大丈夫です。

つまり移植した毛髪と同様に、またしっかりと生えてきます。安心してください。それからしばらくすると、部位の腫れや感覚的な違和感もほぼ感じられなくなります。頭皮はここから移植毛が抜け、かなり安定します。

3-5か月

そして、少しずつ発毛が始まります。もちろん最初からふさふさではなく産毛のような細い髪の毛です。成長していくに従い、他の髪の毛と同様長く伸びます。

6-8か月

ここまでくると移植した毛髪が、7割方生えそろいます。改善が実感できる時期なので、植毛した実感と満足感もわいてくると思われます。

1年後

ようやく移植した髪が発毛し終えます。つまりどういうことかというと、この時期までくるとほとんど薄毛という感じはなくなるといってよいでしょう。様々なヘアスタイルが自由自在に楽しめるようになってきます。手術の効果をしっかり実感できます。

効果をより高めるには

健康的なドナーを採取ししっかりと頭皮に移植する。これが何よりも重要なのです。医師と看護師、スタッフらの連携が取れている手術とそうではない手術では、予もかなり違うということが分かると思われます。

 

まとめ

自分の髪の毛がしっかりと生えそろうまでには、それなりの時間がかかるということが分かって頂けたと思います。中には、このことをよく知らず、ショックロスでパニックになり、大慌てでクリニックに駆け込む人もいます。困ったときはクリニックを頼るべきなので、この行動は間違ったものではありませんが、事前知識があると動揺も最小限に抑えられるかと思われます。

実際に植毛が必要な時期などを逆算し、手術に臨むべきでしょう。まずは植毛クリニックのドクターに相談してみるのが得策でしょう。

 

 

ショックロスについて

自毛植毛は施術後にすぐに効果が現れるわけではなく、半年から1年はみないと、うまくいったかどうかは正確には分かりません。そして、これは多くの方に知っておいてほしいのですが、一度植えた髪がそのまま順調に生えそろうという、ケースばかりではないのです。なんと、周囲の毛も抜けてから生えそろうというパターンもあるのです。これがショックロスです。

自毛植毛手術後は、なんと髪が一時的に抜けるという症状が出ることがあるのです。しかし大事なのはこれはあくまで一時的なものということ。一定期間がたてば髪はしっかり生えてきます。

ショックロスを起こす確率について

ショックロスの確率は一般的に言われているのは20%です。これは決して少ないと言いきれる数字ではないですよね。しかしこの20%という数字には、抜け毛の程度が軽いケースもじつは含まれているのです。そういうケースもあると考えると、手術前よりも明らかに薄毛が目立つということは少ないと言われています。 そしてその中でもショックロスが起きる可能性があると言われているケースですが、これは髪が弱い場合なのです。

ショックロスの可能性ですが、実は医学的にはまだまだよく分かっていません。そのため、たとえ医師でもショックロスを事前に見極めることは極めて困難なのです。そして、これは原因も正確には明確には分からず、ショックロスを起こす可能性、程度は、人による、ケースバイケースと言えます。

全体の髪の15%程

ショックロスですが、髪の毛全体が抜けるわけではないのです。これは大体10~15%ほどの毛が抜けると言われます。実際に全体の髪の15%程度では、これは見た目で即わかるというものではないのです。安心して大丈夫です。

ですが、もともと薄毛が気になる方は、ショックロスがかなり気になると思います。これは1年~1年半の間でしっかり元通りの量になります。そのため、あまり気にしすぎないようにすることが肝心です。抜け毛が増えるところは移植した部分とその近くの麻酔を打った範囲くらい。つまり、この範囲以外の髪がごっそり抜け落ちることはないと言えます。

抜け毛が増えるとき

これについては手術後3~4ケ月後です。本当に個人差がかなりあります。そのためまったく気にならなかったという人も出てきます。そして複数回植毛手術をした人でも、1回目と2回目では抜け毛の量が全然違うことがあります。そして時期によってもかなり変わってきます。

一般的にショックロスの原因はじつに色々ありますが、繰り返しますが医学的に正確なことはよく分かっていないのが現状です。手術の麻酔の影響により、髪が抜けるということが広く考えられています。また移植の範囲の炎症作用などで、これも抜け毛が多くなると言われています。

ショックロスは一時的なものです。1年~1年半後にはきちんと元通りになります。

 

ドナー部から生えてこない、ショックロスか

植毛手術のドナー採取ですが、ドナーを採取した部分は毛がなくなります。ここからさらに薄毛が進行していくのではないかと心配される方もいます。ドナー採取部分が原因となりショックロスを起こすということは考えにくいといえます。

まとめ

自分が初めての手術でショックロスになると、とても不安になります。その気持ちはわかりますが、こういうときは医師の言葉を信じましょう。あくまで一時的なものだからです。事前に知っておくことで大分、精神的に楽になります。悩みすぎるとストレスが増え髪によくありません。

 

施術前でも施術後でもいいので、ショックロスの可能性などのことは、しっかりと医師に質問してみるとかなり安心できると思います。

自毛植毛の手術が失敗することはあるのか

自毛植毛手術は全世界でポピュラーな手術法であり、大勢の方が既に施術を受け、効果を実感しています。自毛植毛手術を行えば、自分の髪が生える。という忘れかけていた感覚を取り戻すことができます。

それはなぜか。自毛植毛は他の施術とは根本的に異なるからです。自毛植毛は髪が生えなくなったところを薬などでどうにかするのではなく、自分の毛髪をいわば毛根ごと移植する手術。つまり髪の表面ではなく、根本からごっそり移植するため、新しいサイクルが生まれます。既に髪の毛が生えなくなった部分から、再び、髪の毛が生え変わるようになるというわけです。

さて、手術の失敗ですが、重篤な症状が発生したり、手術をしたのに改善がまったく見られない、などが挙げられます。実は自毛植毛の手術では、自分の自毛を使った植毛手術のおかげなのか拒絶反応が起こることはまずないと言えます。まったくの失敗というケースはほとんどないと言えるでしょう。

しかし、そうはいっても自毛植毛も歴とした医療行為です。世の中にあるすべての手術と同じように、100%の成功などは確約できません。また、手術が成功したとしても、患者さんのケアの仕方によっては、効果が見られなくなるということもあります。様々なケースがありますので見ていきましょう。

 

失敗例について

 

傷跡が目立つ

自毛植毛自体は成功しても、傷跡が目立ちすぎると患者さんに失敗だと思われることもあります。メスを使った手術法のFUSS法は、毛髪を皮膚ごと切り取りますので、そのようなことが起こりえます。しかし、当院でメインで行っているFUE法であれば、メスを使わないので、そういったことは起こりにくいといえます。

ただ、毛髪の株を採取するためパンチを使うので、正確には直径1mm程度の傷跡が散在することになります。

髪が生着しない

自毛植毛は毛根を移植する手術法です。ということは頭皮から毛根に血が通っていない時間というものがあります。採取したときです。このときは毛根への栄養が止まってしまっています。この時間があまりに長すぎると、細胞がダメージを受け、生着率はとても悪くなります。

治療後にまったく頭皮のケアを行っていない場合も、これは生着率を下げる要因となります。生着した毛根部分は、とても敏感なのです。きちんと正しいケアを行わなければ、じつは元気だった毛髪にまでかなりの悪影響を起こしかねないのです。

 

仕上がりの不自然さ

自毛植毛で最も大切なものは生着率だけではありません。言われて気づく方が多いのですが、最も大切なことの一つにデザインがあります。どんなに髪を植えても、それが不自然な方向に生えていたら、見た目も悪いですし、違和感がどうしてもあるので、自毛植毛した意味が半減しかねません。

つまり、せっかく手術を受けても、他の髪の毛との周囲のバランスが悪い、かなり毛量が多すぎる、または少なすぎる、密度が明らかに偏っているなどがあれば仕上がりはよくなく、本末転倒です。見た目も美しく整える必要があるということです。

ショックロスについて

これは誤解も多くあるので、次回またきちんと説明します。ここでは概要をざっくり説明致します。自毛植毛手術から1~4ヶ月後、なんともともと生えいてた髪の毛が脱落することがあります。約20%の方に起こると言われている現象です。 原因ははっきりと特定されておりませんが、心配はありません。

ショックロスは一時的な副作用です。半年ほど経過すると、目立たなくなります。決して失敗ではないのです。

 

まとめ

 

自毛植毛が成功かどうかは、医師でさえすぐには判断できません。半年から一年は様子を見て、順調であれば問題ないという判断になります。この間の自己ケアも大切です。

頭頂部の自毛植毛の難易度について

自毛植毛に難易度はあるのかという質問をたまにいただきます。簡単な手術というものは存在しません。手術なのでリスクはありますし、こちらも万が一に備え、最新の医療設備で全身全霊で施術しています。簡単な植毛というものはありませんが、難易度の高いと一般的に言われている部位はあります。それは頭頂部です。

頭頂部やつむじの薄毛にお悩みの方はかなり多いのです。これらは夜も寝れないほど悩むほどです。

そのためこれから丁寧に頭頂部の薄毛について解説していきたいと思います。

なぜ難しい?

まず頭頂部はほかの部位と決定的に違う部分があります。それは広さです。生え際などと比べるとその範囲の広さの違いに驚きます。つまり広さが何を意味するかというと大量の髪の毛を植毛しなければならないということです。

手術時間が長引くと植毛毛の定着率は下がります。大量の髪の毛を移植するということは手術時間を短く終わらせるということは困難だということにもなります。もちろん、こちらはクリニックによって様々な対策がとられています。そのためここでは一般的な話になります。

頭頂部ですが、これは毛髪の見え方により、髪がかなり濃くも薄くも見えてしまうという部位です。M字部分などほかの頭の正面やもしくは側面はサイドの毛髪をすこし垂らせば濃く見せることも可能といえば可能ですが、こと頭頂部は毛髪の薄い部分をとても隠しにくく、ここにボリューム感を出すのがとても難しいです。もちろん個人差もありますが、いわゆる大体のつむじ周りの髪の生え方はおおかた放射線状になっており、かなり複雑な毛の流れになっています。つまり機械的に植毛していくことがまったくできず、常にヘアデザインを考えながらの作業となります。そのため時間もかかります。

実は自毛植毛は時間との勝負といえます。そのため患者さんの個性に合わせ、瞬間的に判断し作業を行う確かな技術力が必要とされます。頭頂部は他の部位よりも医師の技術の差が出やすいのです。

 

頭頂部の自毛植毛を行う医院選び

 

技術力

自毛植毛は手術時間が結果にとても密接に関係します。それは先ほどきちんと述べた通りです。移植網を採取した毛の細胞をちゃんと新鮮なうちに素早く移植できるか。ここがキーポイントです。もちろん施術後の発毛にも非常に関係します。そして、頭頂部へしっかりと大量に移植毛を植毛できるかどうかの技術力ももちろん必須です。

デザイン

こちらも先ほど述べましたが、頭頂部は髪の毛のボリュームをしっかりと出すことがとても難しい部位なのです。そして毛の流れもそれなりに複雑で、ここにただ移植するだけではやはり密度不足に陥りがちということです。

各々患者さん個人の頭皮の状況、そして毛質、もちろん毛の流れなどをきちんと理解しボリュームを演出することが必要なのです。

最善は植毛経験者から話しを聞くのが一番良いこと。しかしそうそう簡単に近くにいない場合の方が多いのです。

 

まとめ

頭頂部の手術に関しての医院選びで迷ったときは、きちんとした植毛専門のクリニックを選び、長年植毛に携わってきたドクターがいるかどうかという基準で選ぶことをおすすめします。

頭頂部の自毛植毛は難しいですが、しかしそれは前頭部などに比べればということなのです。つまり、毎日手術をしているような植毛専門のクリニックであれば、数もこなしています。症例によっては問題なく施術をしてくれるでしょう。

ここではざっくりと頭頂部と広く取り上げましたが、頭頂部の症例も様々な種類があり、個人差があります。まずは一人で悩む前に植毛クリニックへ早めに受診するのが良いでしょう。相談事を親身に聞いてくれるかも医院選びの大事なポイントです。

後頭部の髪の毛が薄いのはAGAか

最近多い患者様の特徴なのですが、薄毛=AGA(男性型脱毛症)と決めつけてる方が多くいらっしゃいます。実は薄毛の種類はAGAだけではなく、多岐にわたります。

今回は後頭部の薄毛にスポットライトを当てます。後頭部の薄毛はそのほとんどすべてがAGAなのでしょうか。解説いたします。

 

後頭部の薄毛とは

確かに一般的には男性の薄毛原因はほぼAGAといわれているのが現状です。実をいうと後頭部の薄毛はなんとAGA以外の脱毛症である可能性があります。それは AGAは後頭部から薄毛にはならないためです。AGAは男性ホルモンの影響を受けやすい、前頭部や頭頂部から薄毛となっていくという特徴があります。

つまり男性ホルモンのテストステロンと還元酵素5αリダクターゼが結合すると、髪の毛の成長サイクルを乱す「ジヒドロテストロン(DHT)」に変換され、これが毛乳頭にある男性ホルモンレセプター(受容体)と結合して脱毛因子の「TGF-β」を増やします。そしてこの脱毛因子「TGF-β」が毛乳頭や毛母細胞へ「髪の毛がぬけるように」と指令を出すのです。そこで発症するという流れです。

5αリダクターゼはI型とⅡ型があります。これのより強力な作用を持っているのがじつはⅡ型なのです。そしてこれらⅡ型5αリダクターゼは前頭部や頭頂部の毛乳頭にかなり多く、後頭部にはあまり存在していないのです。つまり後頭部のみが薄毛になった場合、AGAの可能性はとても低いといえるでしょう。

けれども、AGAが重症化すると後頭部にまで薄毛が広がるということがあるのです。後頭部が部分的に薄毛になっている場合やなんと円形での脱毛は、AGA以外が原因の可能性が高いと判断するのが良いと言えるでしょう。

薄毛になる主な原因は

 

脂漏性脱毛症

これはホルモンバランスの乱れなどによって頭皮の皮脂が過剰に分泌され、これが毛穴を塞いでしまう症状。 皮脂が詰まると、髪の毛は太く長く成長することができません。痩せ衰えたり抜け落ちたりします。 これは放っておくと薄毛の原因となります。つまりフケが出る人、頭皮がかなり脂っぽい人は要注意です。これは 外用のステロイド剤で治療できます。

粃糠(ひこう)性脱毛症

こちらはフケが原因となり起きる脱毛症。確固たる原因はまだわかっていませんが、つまりフケが毛穴をふさぐことで脱毛を引き起こすと考えられています。この症状の医学的な治療法として、ステロイド剤の外用が割と中心です。こちらは皮脂の分泌が活発になる、いわゆる思春期以降の男女の発症が多いです。

栄養不足による薄毛

髪の毛に十分な栄養が行き届かなくなると、成長が抑制されて細く弱い毛しか育たなくなります。 ダイエットによる栄養不足が原因で薄毛になるケースもあります。 血行不良も脱毛の大きな原因の1つなのです。つまりは頭皮に栄養がスムーズに供給されなくなるので髪の毛がかなり抜ける可能性もあるのです。きちんとバランスのよい食生活や適度な運動をしっかり心がけるなど対策をとれば治ることが多いのです。

円形脱毛症

これは10円硬貨大の脱毛斑ができる病気です。なんと前触れもなく突如発症。ストレスが原因と考えられていました。しかし現在ではこれが自己免疫疾患による影響が大きいという説が有力とのことです。じつは自然治癒する場合も多いのです。しかし円形脱毛が多発して頭の毛が全て抜け落ちてしまうこともありえます。

 

まとめ

後頭部の薄毛はAGAではない可能性が非常に高い。ということが分かって頂けたかと思います。先に挙げたこれらの症状も主な原因です。他にもここでは紹介しきれないくらい様々な症状があります。悩んだら植毛クリニックなどで、医師の診察をきちんと受けましょう。

発毛と育毛の違い

薄くなった髪の毛を増やしたい。そう思うのは誰もが同じ思いであります。しかし髪の増やし方にも種類があることをご存じでしょうか。端的に言うと発毛と育毛があり、この2つはまったく性格が異なる施術となります。

髪が物理的に増えるという点では同じでも、この二つの言葉をきちんと知っておかないと、的確な薄毛対策がとれないおそれがあります。

発毛と育毛の違いについてご説明いたします。

 

発毛、育毛の違いについて

「発毛」とはつまり、新しく毛を増やすということ。「育毛」はこれは今ある毛をしっかり太く丈夫に育てることを明確に指します。 発毛ケアというものは、つまり毛が抜けた毛根に再度髪が生えるように、しっかりとした頭皮の改善を目的としたものです。そして育毛ケアは、今ある毛が途中で突然抜けないように、頭皮や髪の毛にしっかり働きかけます。これらは似たような言葉ですがかなり意味が異なりますよね。

どちらも薄毛をかなり改善するアプローチです。そこに変わりはありません。もちろんですが、薄毛の進行具合により、取るべき対策法はまったく異なります。つまり育毛ケアに熱心にしっかり励んでいても、たったそれだけでは髪の毛はまったく増えないということです。あるいは逆に、発毛ケアで髪がちゃんと生えたとしても、育毛ケアがあきれるほどおろそかならば、途中で抜けてしまう。そういう可能性があります。つまるところ髪の毛はしっかり発毛させたうえで、太く太く健康的に育毛させることが大事です。

薄毛の原因について

薄毛になる原因としてざっくり考えられるのは以下の通り。

5αリダクターゼが多い

ここからは少し専門的な内容になります。AGAの直接的な原因。それは、男性ホルモンの1種ジヒドロテストステロン(DHT)なのです。このDHTが男性ホルモンのレセプター(受容体)と結合すると、脱毛スイッチをオンにするよう遺伝子に働きかけてしまいます。つまり髪の成長を阻害するということです。

そして、毛根部分には毛乳頭というこれも大事な器官があります。なんと毛髪を成長させる重要な役割を担っています。しかしながら、毛乳頭でDHTが生成されると、なんとヘアサイクルが乱れて薄毛が進行するということになるのです。DHTの生成に欠かせないのが、酵素5αリダクターゼ。これが原因です。

それから5αリダクターゼにはⅠ型、Ⅱ型があります。その中でもⅡ型が薄毛を引き起こす主な原因と、いわれています。 現時点では5αリダクターゼの分泌がかなり多い体質であれば、AGAを発症する確率が極めて高くなるといえるのです。

ホルモンバランスが乱れる

男女によって違いもあります。女性の場合、なんとホルモンバランスの乱れによりかなり薄毛になることがあります。 これは女性の体内にも男性ホルモンがあり、妊娠や出産などでホルモンバランスがかなり乱れることで、男性ホルモンが優位になる場合があるということです。

そして5αリダクターゼの働きを活発にし、DHTが生成されてしまい、これが脱毛につながるのです。 それから注意点です。ホルモンバランスの乱れによる薄毛はじつは一時的な症状であります。つまりしばらくすると改善するケースもあるということです。

必要な栄養素が不足

栄養不足や血行不良などにより、髪に必要な栄養素が行き届かなくなると、髪の毛が弱く細くなっります。薄毛が気になってきた、生活習慣をしっかり見直してみましょう。

治療について

薄毛治療はプロペシアなどのAGA内服薬を使用する治療法とミノキシジルが含まれた液剤をきちんと薄毛部分に直接塗布する方法と、とっつきやすい薬治療から始まる場合が多いのです。 増毛をしっかりしたいという方は自毛植毛を選択しましょう。