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コロナ禍でも自毛植毛できるのか

新型コロナウイルスが日本で猛威を振るい始めてから早9か月が経とうとしています。東京の感染者は100~300人の間を毎日行ったり来たりで、幸いにも欧米ほどは感染者も死者数も広がっていません。

しかし、だからといってコロナを気にしなくてよい生活を送れているかというとそうではありません。依然街中にはマスク姿の人たちがあふれており、マスクなしでは生活を送れないとでも言いたげな、不穏な雰囲気すら漂います。けれどもこれは日本人の感染防止意識が高いレベルにあるということもでき、一概に悪いことではありません。むしろコロナ禍では絶対に必要な対応だと言えるでしょう。

ヨーロッパでは日本とは比べ物にならないくらい新型コロナウイルスの被害が深刻化しており、この流れが今後日本に来ないか心配です。しばらくはwithコロナとして生活していかなければならないのか、頭を抱えたくもなります。

さて、このコロナ禍で自毛植毛業界は正常に診察を行えているのでしょうか。それとも診察を控える方向に言っているのか、詳しくお話しします。

自毛植毛業界は治療継続

皆さんは新型コロナのせいで多くの病院が経営危機追い詰められていることはご存じでしょうか。主に影響を受けているのは小児科と産婦人科と言われています。やはり小さい子供をもつご両親は子供たちの院内感染を心配しているため、診察控えが起きているそうです。

同じ病院でも、自毛植毛業界はどうでしょうか。実はこちらは診察・施術を行っております。ただ正常というのはいささか語弊があるかもしれません。誤解のないように申し上げると新型コロナウイルス感染症の対策を徹底しながら、診察等を行っております。

例えば東京新宿の自毛植毛アスク井上クリニックでは、ご来院の際、マスクの着用をお願いしています。

また受診前には必ず、検温をしており、その際、37.5度以上あった場合は、遠方から来られた方には申し訳ないのですが、受診をお断りしています。同時にアルコール消毒も行っています。

そしてさらに徹底しており、クリニックのスタッフや協力会社スタッフも同様に検温、アルコール消毒を行っています。こちらも37.5度以上の場合は、自宅待機です。

 

コロナ禍は外出NG?

「自毛植毛したいがコロナ禍では控えたい」「そもそも外出が怖い」という患者さまも少数ながらいらっしゃいます。新型コロナウイルスは家に閉じこもっていれば、まず感染はしないのでこの判断は間違っていません。自分が感染しないためには外に出ないことが一番です。

しかし、コロナ禍は一体いつ終わるのか。という疑問も同時に浮かびます。この質問に答えられる人は現時点で世界中にどこにもいません。コロナウイルスに有効なワクチンが未だに開発されていないからです。

つまり「いつまでコロナを恐れ、家に閉じこもっていればいいのか」という問いに対して、解がないということです。ということは現状はコロナウイルスの感染に気を付けながら、日常生活を送る。というのが最適解かと思います。

そのため、人混みを避ける、至近距離で会話はしない、外出時はマスクをつける。この3つは最低限徹底しましょう。マスクは新型コロナウイルス感染を抑制する効果はありませんが、飛沫を防ぐので、自分がもしコロナウイルスに罹っていた場合、周りの人にうつさないという効果はあります。

まとめ

コロナ禍では多くの人が戸惑い、正常な判断ができずにいます。未曽有の事態ですので無理もありません。しかし人類はもう少しの間、感染が収まるまでコロナウイルスと付き合う必要があります。そのため自毛植毛を検討している方は、感染予防を徹底してのご来院をおすすめします。

自毛植毛後の整髪料の使い方

自毛植毛をやってみたいという方は大勢いらっしゃると思います。そして、近頃はインターネットの発展も目覚ましいので、自毛植毛についてのメリット、デメリットをあらかじめネットで調べてから、いざ手術に臨むという方がとても多いと思います。

インターネットの情報量は膨大です。しかしそれ故に何が本当で何が間違いなのか。これはきちんと見極めなければなりません。そして、自毛植毛のメリットやデメリットという比較的わかりやすいテーマはネットで調べればすぐに出てきますが、自毛植毛のアフターケアや、手術後に気になる細かい点などについてはなかなか、簡単にはでてきません。

そのため、今回はニッチなテーマを取り上げたいと思います。自毛植毛後の整髪料の使い方についてです。整髪料をまったく使ったことのない男性は少ないように思われます。それは髪をかっこよくデザインできることはもちろん、薄毛を隠すことにも使えるからだと思われます。

しかし、これが自毛植毛後の髪でも問題なく使えるのか、何かしら制限があるのではないかと、よく考えてみれば少し気になります。

今回は整髪料の疑問についてお答えします。

 

整髪料は使える

まず、結論から申し上げますと整髪料は使えます。その使用にも特に問題はございません。なぜ自由に使えるのか。それは、自毛植毛という施術の後に生えてくる髪は自分自身の髪の毛。そのため、これまで通り自由自在にスタイリングできるというわけです。

整髪料が使えない植毛とは

自毛植毛であれば整髪料を自由に使って結構です。しかし、植毛の中には、スタイリング剤の使用に注意が必要なものもあります。それが人工毛植毛です。

人工毛植毛は自分の髪ではないものを頭皮に植えることになるので、自毛植毛とは勝手が違います。

人工毛植毛に整髪料をつけすぎるのは好ましいことではないでしょう。いずれにしても、自毛植毛とは大きく勝手が違うことは間違いないようです。

 

手術後いつから使える?

自毛植毛手術後も整髪料が使えることは分かったと思います。さて、それでは整髪料は手術後すぐに使えるようになるのでしょうか。

これは、すぐには使えません。

なぜでしょうか。自毛植毛は種類によってはメスを使用しない手術(FUE)を選ぶことができます。しかし、後頭部などの毛母細胞を前頭部などに移植する手術であることには変わらないため、部分麻酔をしますし、出血も伴います。

術後は頭皮が腫れることも避けられません。しかしこれはずっとではありません。あくまで一時的なものです。

つまり結論をいうと、頭部の炎症が収まったあとであれば整髪料が使えるということになりますので、それほど支障はないかと思います。

一応の目安

炎症がおさまってから整髪料を使用することによる、大きな問題はありませんが、術後しばらくは頭皮、そして移植毛の状態は不安定なものとなります。

どうしてかというと、移植後しばらくすると一旦、移植毛が抜け落ちるときがあるからです。これは特に問題ではありません。しばらくするとまた正常に髪の毛が生えてくるので、特に問題にしなくて大丈夫です。

実は頭部にしっかりと髪が生えそろう目安は術後約1年です。

そのため我慢できるのならば、術後すぐの整髪料の使用は控え、頭部の状態が安定する術後1年以降に使用するようにしましょう。

まとめ

ここで一番伝えたかったことは自毛植毛は今までの自分の髪の毛と同じように、自由自在にスタイリングができるということです。これはメンテナンスの手間がある、カツラや人工毛植毛では考えられなかったことです。

思い通りのスタイリングを楽しもうとするなら、現状自毛植毛が、最適解だと思われます。

薄毛治療薬と自毛植毛

いきなり薄毛になってしまったとき、多くの人はパニックに陥ります。ここで適切なAGA治療を選択できればいいのですが、現実はそうではありません。現実逃避をしてしまう方、神頼みで宗教にはまってしまう方、効果が確かめられていない方法で薄毛治療をしようとする方…。

正直に申し上げると非医学的、非科学的な方法でAGAは治療できません。そのため適切な知識を得ておく必要があると考えます。

ここでは薄毛治療薬と自毛植毛について述べます。そもそも薄毛治療薬にはどのような種類があるのでしょうか。またそれは自毛植毛よりも効果的なのでしょうか。

この点について述べていきたいと思います。

主なAGA治療薬

ミノキシジルとは

ミノキシジルは略して”ミノキ”とも宣伝などで言われているもので、最も知名度のあるAGA治療薬ということになります。これは実は医学的にきちんと発毛効果が認められています。海外で内服タイプのタブレットもありますが、これは日本では販売されていませんし、副作用も非常に強いためおすすめできません。日本では主に外用薬として使われています。

使い方は頭皮に直接塗り込むことで効果を発揮します。副作用は、皮膚炎などが起こると言われています。

未成年者、AGA以外の脱毛症の方の使用は禁忌となっております。

フィナステリドとは

内服薬。AGAは髪が成長せず、細くなり頭皮から抜けるものですが、これは髪が成長する前に頭皮から抜けるということを防ぐ薬になります。どうしてそのようなことができるかというと、Ⅱ型5αリダクターゼというものに作用し、AGAの原因物質ジヒドロテストステロン(DHT)の生成を防ぐからです。

効果的な薬ですが、副作用には注意が必要です。これは性欲減退や勃起不全(ED)、肝機能障害など。男の子の胎児の生殖器官に影響が及ぶ可能性もあります。そして、妊婦や妊娠の可能性がある女性、授乳中の女性の服用は絶対に禁止です。

デュタステリドとは

こちらも内服薬。Ⅰ型・Ⅱ型5αリダクターゼの働きを阻害。先ほど紹介したDHTの生成を抑制します。Ⅱ型のみに作用するフィナステリドと比較し、かなり高い効果が期待できます。

しかしです。こちらはさらに副作用が強烈でその発現率もフィナスよりも高いです。性欲減退や勃起不全、そして精液量減少、肝機能障害。 こちらは、妊婦、授乳婦、小児への投与に対する安全性や有効性は確立されておらず、女性や未成年者への処方は不可です。

 

AGA治療薬と副作用について

薬自体は効果が高いものもあるため積極的に使用したい気持ちは分かります。しかし気になるのが副作用です。副作用というものはどの薬にもあります。AGA治療薬だけが恐ろしいわけではありません。医師、そして薬剤師の指導のもと、きちんと使い方などを間違えなければ使用してもよいと思います。

しかし、AGA治療薬に多いのですが、効果の発現を急ぐあまり、用法などを守らない人が非常に多いのです。そうなると想定外の副作用が現れる可能性がありますので、使い方は絶対に守るようにしましょう。

自毛植毛について

薬と比べると即効性には欠けますが、長期的に安心なのは自毛植毛ということになります。自分の髪がそのまま生え変わるだけなので、副作用もなく、定期的なメンテナンスも必要ありません。

最近はメスを使用しない自毛植毛(FUE)や、後頭部を坊主にする必要なく治療できる”切らない植毛”も選択肢として選ぶことができ、気軽に受けれるようになってきました。

 

まとめ

薬は正しく使えば効果を得られるということが分かりました。副作用が心配な方は自毛植毛などを視野に入れ、薄毛治療を考えてみましょう。