日本頭蓋顎顔面外科学会

第36回日本頭蓋顎顔面外科学会学術集会

今年の10月11日と12日にかけて、札幌で第36回日本頭蓋顎顔面外科学会学術集会が開催されます。

日本頭蓋顎顔面外科学会の前身である日本顎顔面外科学会は、1983年(昭和58)年に創設されました。
一般的に医学においての学会は耳鼻科や眼科など具体的な部位を示す事が多いのですが、この学会では特定の臓器が指定されておらず、骨折などの通常の治療行為からレーザーを使用する美容外科まで幅広い範囲を対象としています。

◆頭蓋顎顔面外科とは

例を挙げると、創設当初では事故や事件による顔のケガ、顔面骨折、ケンカによって鼻が変形してしまったという案件もこれに含まれるでしょう。
それからさらに技術が発達し、生まれつき唇や口の中が裂けてしまっている唇裂や口蓋裂、顎が変形してしまう小顎症、耳が埋没する小耳症等、先天性の病気の治療の研究も進んで行きました。
最近では頬骨の出っ張りや出っ歯、顔面の輪郭形成といった美容医学の分野が注目され、多くの患者さんがより良い生活を送る手助けをしています。
当院が行っている自毛や植毛も、この頭蓋顎顔面外科の中に含まれています。

◆学術集会とは

ところで、これらの『形成外科』のお医者さんの学術集会では何が行われているの?と思われる方もいらっしゃると思います。
本日は専門的な医師の集まる学術集会について説明致しましょう。

学術集会、一般的に学会と言われるイベントでは、その分野で研究をしている人達が研究成果を発表し、議論や交流を兼ねる場所の事を言います。
今月開催される日本頭蓋顎顔面外科学会では、美容外科に関するパネルディスカッションや手術の得意な医師による技術講座、治療や手術の失敗談から次の成功につなげる為の議論など、様々なプログラムが用意されています。
また現地では医師や研究者が交流する事もあり、専門分野繋がりで新しい人脈ができたり、新たな技術や研究方法が学べたりと、得られるものも非常に多く、医師自身の次へのモチベーションが生まれる貴重な機会ともなっているのです。
今年は自毛植毛の分野にスポットが当たり、会場ではいわゆる『自毛植毛の匠の技』が披露されます。

当院での今後の治療にも生かせるように、多くの技術を吸収したいものですね。

第36回日本頭蓋顎顔面外科学会学術集会
日程 2018年10月11日(木)・12日(金)
会場 京王プラザホテル札幌
公式サイト