[breadcrumb]

日本皮膚外科学会

日本皮膚外科学会とは

1986年に、日本皮膚外科学会の前身である「皮膚科外科勉強会」が発足された。

「皮膚外科勉強会」は「皮膚腫瘍、母斑、瘢痕その他皮膚科の知識をもって治療にあたるべき疾患に関する臨床力の向上」を目的としていた。

同年、兵庫医科大学皮膚科の宮崎孝夫医師(現:和歌山市宮崎クリニック)が「メスをもつ皮膚科医が学ぶ場の必要性」を提案した。そして、神戸大学皮膚科の熊野公子医師(現兵庫県立がんセンター皮膚科)と清水良輔医師(現皮ふ科しみずクリニック) の3人が発起人となり、1986年11月8日に第1回皮膚外科勉強会が、神戸で開催された。

当時の想いはそのままに、二度の改称と33回の学会等を経て、特定非営利活動法人として現在に至る。

 

特徴

皮膚科専門の医師の中でも、積極的に手術治療を行う、またはそれを試みる医師が集っている。皮膚外科治療についての意見を出し合い、情報を共有することで知見を広げている。

定期的に学会や学会誌発行を行っている。また、それらの企画・運営・発行は実費で行っている。皮膚外科医療に対する情熱がうかがえる面であろう。

全国規模の団体であり、活力は充分なものであるが、その機能性からサークル的要素が垣間見える。

書籍

日本皮膚外科学会が監修した「皮膚外科学」という、日本で初となる皮膚外科の教科書が発売されている。皮膚外科についての基礎と実践の70項目が記されている。

事業内容

◆日本皮膚外科学会総会・学術集会などの開催等(毎年1回、全国開催)

・第35回日本皮膚外科学会総会・学術集会 会期:○○2(2020)年10月12日(土)~13日(日)

・第34回日本皮膚外科学会総会・学術集会 会期:○○元(2019)年9月28日(土)~29日(日)

・第33回日本皮膚外科学会総会・学術集会 会期:平成30年(2018)年9月1日(土)~2日(日)

第33回日本皮膚外科学会総会・学術集会 内容

2020年の開催も予定されている、日本皮膚外科学会総会・学術集会。現在までなんと33回行われたその内容は、一体どのようなものであるのか。ここでは直近に行われた、第33回を紹介したい。

第33回日本皮膚外科学会総会・学術集会は、平成30年(2018)年9月1日(土)、2日(日)の二日間行われた。開催場所は、大阪市立大学医学部学舎である。

大会長は加茂理英医師(香芝生喜病院皮膚科)が務めた。

演題は毎回異なり、今回のテーマ演題は「顔面の局所皮弁」であった。加茂医師は「日常の手術における皮弁デザインや部位別の皮弁選択で注意されておられる点やちょっとした工夫をご発表頂きまして、会員の皆様の治療に役立てていただければ」と語る。

学会は、会長講演をはじめ、シンポジウムやセミナーと、充実したプログラム展開のもと行われた。

学会後のホームページには、「多数の参加者を迎え、盛会のうちに終了いたしました」と記され、その盛況ぶりを物語っている。

また、学会開催にあたり、日本全国の公共施設等を用い、周辺の産業・産物と触れ合うことで、地方地域の活性化も促されているようだ。

まとめ

日本皮膚外科学会は、1986年の発足から現在に至るまで、多くの学習経験を培ってきた。そのため、日本の皮膚外科医療分野において、有為な存在となりえた。