月別アーカイブ: 2016年6月

日本美容外科学会

日本美容外科学会(JSAS)とはhair_arrange

日本美容外科学科(Japan Society of Aesthetic Plastic Surgery)とは、昭和52年1月に発足された日本整形形成外科研究会が母体となっており、美容外科の研究や科学的知識、技術、更なる発展と国民の福祉に貢献する目的tで作られた、国際美容外科学会の認める日本で唯一の美容外科学会である。

会員は、日本医師免許を所有し、会員の推薦を受けた優秀な医師により構成されている。

現在は、先代梅澤文雄氏が理事を務めている。

事業内容

◆学会、調査研究、講演会開催

美容外科医療に関する、基礎的な調査等を全国規模で行い、分析、考察、結論結果などを会員に広報する。また、日本美容外科学会を開催する。

◆専門医制度に関わる事業

専門医認定試験の開催、専門医研修の状況を調査など

◆広報事業

学会の直面する問題への見解等を資料を作成し、公表する。そして美容外科の社会へ周知など。ホームページの充実。

◆学会誌、図書等の発行事業

定期的に会報を発行、学会新聞やその他の図書の刊行。

◆医療制度の研究調査発表

美容外科医療の医療制度の調査、厚生労働省行政の診療科別政策管理に関わる事業に協力、医療機関ホームページについてのガイドライン、インフォームドコンセント・ガイドラインを会員に徹底、運営をはかる。

再生医療に関する取り組みの強化、国民、患者、学会員の福祉の充実に寄与など。

◆関連学術団体との協力

日本の先進医療医師会の事業、日本学術会議、日本医学会、などの事業に協力。

等、様々な活動をしている。

 

美容外科の手術

手術を受けるにあたってPreparing for surgery

美容外科を訪れる方の数は増大しています。ある方は身体の一部に修正を加え、ある方は加齢に伴う変化を改善するためにいろいろな美容外科手術を受けています。これらの方々に自信を与え、仕事や生活の上で役立ち、若さを保つために美容外科は役立っています。

美容外科に現実的な期待をRealistic expectations

美容外科に対し”現実的な”期待と理解をもってあなたに必要な医療のひとつとして受診して下さい。その時あなたのご希望やどの部分をどのようにしたいと望んでいるのかお話下さい。あまり非現実的な話でない限りご希望は達成されるでしょう。

よい医師を探そうFind good Doctors

美容外科でもあなたの良いお医者さんを探し出すことは大切な第一歩です。

私どもが専門としている美容外科は形成外科学を土台としています。形成外科では少なくとも5年間、日本形成外科学会が認める医療研修施設において形成外科に関わる研修を受け、所定の専門医試験に合格した者に形成外科の専門医認定証を発行しています。この認定証を持つ医師であれば、顔を含め頭の先から足の先まで、形成外科で必要なトレーニングを受けてきていることを証明しています。やはり正規なトレーニングを受けた医師を探す必要があるのではないでしょうか。

こんな時にお役に立てるのが「名医を探そう」の項です。原則として日本形成外科学会の専門医認定証を持ち、美容外科にも精通している当学会の正会員においては、一定レベル以上の卒後研修ならびに年4回ほどの教育的講座において、美容外科の実際を良く研鑽され高いレベルの治療を提供して下さる先生方です。「日本美容外科学会について」もご参照下さい。

費 用美容外科的施術に関わる費用

金額
費用は手術の複雑さや内容・使用される器械や器具など、また、手術を行う場所や麻酔の方法によっても異なりますから、一律の料金を示すことは難しいもので す。ただし私共の会員の先生が不当な金額を請求することはありません。これらの手術は必要に迫られて行う手術と言うよりも、ある意味少し贅沢な施術に入りますから健康保険でカバーされることはまずないと考えてよいでしょう。価格には地域差があるかも知れません。

個々の案件については、あなたのお医者さんが説明して下さるはずです。

費用(おおよその目安として)
  1. 単なる注射や注入などの施術においては万円単位(加え多少の鎮痛剤などを併用することにより処置する場合もあります)
  2. 局所麻酔を行いながらその日のうちに帰れる程度の手術を行った場合、10~50万円前後 (かなりの手術はその部位に局所麻酔剤を注射して手術することが可能です)
  3. 全身麻酔かそれに近い程度の麻酔処置を行って行う手術においては100万円以内
  4. 入院を要する手術においては100万円以上
支払い時期
費用の請求は手術の前にということもあります。特に大きな手術では、この手術のためにいろいろなものを用意しておかなければならないからだとお考え下さい。また、施設によっては全て術後というシステムをとっていることもあります。

手術の場所Place

あなたのお医者さんは手術の大きさや規模・程度などにより、他の施設をご紹介する場合もあります。いずれも最善の方法をとるためですから、指示に従うことをお薦めします。日本美容外科学会(JSAPS)の会員をあなたのお医者さんとしてお選び下されば、これらの点もご安心頂けます。

リスクと術前後Before and after surgery and Risk

手術のリスク
どのような名医であれ、全くリスクがない手術や、完全な術後結果を予測したり、保証したりすることはできません。

我々の会員は、形成外科における修練を通じ美容外科医としての経験を生かし、より安全に手術を成功裡に終わらせることにたけてはいますが「手術は手術」です。これは未だ未知なる部分を多く残した人体を対象に行う全ての医療にとって共通の問題です。

インフォームドコンセント
日本美容外科学会員は可能な限り手術の可能性ならびにリスク等を説明し、手術の前にあなたとの間に合意をいただくようにしています。日本美容外科学会の会 員であるあなたの先生であれば、最も良いこの種類の情報をあなたがこれから受けようとする手術について説明されるはずです。
術前について
あなたのお医者さんは術前・術後の指導を行います。喫煙やアスピリンなどある種の薬などは一定期間中止していただくことがあります。また、あなた自身の病歴をよくお伺いしそれに対し必要に応じ術前の諸検査をお願いしています。あなたの全身状態を知ることは医療を安全に行う上で最も大切なことのひとつです。
術後、手術からの回復
施術後直ちに仕事に復帰できるような施術がないわけではありません。しかし多くの美容外科手術によってあなたの正常な生活は、術後一定期間の制限やあるいはDown Timeが伴います。手術から回復するプロセスはそれなりに時間を要するものです。

手術によっては、数日から数週間にわたり多少なりとも制限が加わりますが、入院はそれを要するものでも多くは数日その後安静加療を要するのは1週間~2週間程度と考えていただければよいでしょう。仕事や学校など通常の状態に復するためにはある程度の時間が要することをお考えのうえ、充分な回復のための時間がとれるよう医師と相談して計画をお立て下さい。

美容外科は医療の一部です。医療として必要な検査や投薬指示などは必ずお守り下さい。

 

日本臨床皮膚科医会

皮膚科を専門とした臨床医が集まり、医療技術適正評価、生涯学習を実現するために1984年に設立された医会である。現在が4,600名の会員が在籍している。全国各地で学会を開いたり、講習会などで皮膚疾患で悩む患者さんなどへ最適な医療、治療を提供できるよう活動している。現在、高齢者人口も増加しており、皮膚病の疾患者も増えている状況にある。よりより医療環境と医療制度を基盤にするための団体である。また、地域医療充実のため、在宅医療、学校保健、教育現場の活動など皮膚科医の情報の強雨湯、公開講座にも積極的に取り組みを行っている。

現在の会長は、若林皮膚科医院の若林正治氏が務めている。

皮膚の日とは

monshin_woman_doctorまた、1989年11月12日を『皮膚の日』と定めた。毎年この日を皮膚疾患について正しい知識の普及、理解を深めるために市民公開講座や無料相談、皮膚がんの無料検診などを開催して、啓発活動を行っている。

具体的には足裏ホクロ無料相談や皮膚病無料相談、電話での皮膚病の相談なども行っている。

 

事業内容

・皮膚科医療の正しい知識の教育や研究などに関する事業

・定期的に会誌の発行

・臨床学術大会や市民公開講座、集会の開催

・皮膚の日の様々な活動

・関連学会との協力や情報交換

・その他の必要な事業

会長挨拶

日本臨床皮膚科医会は、皮膚科を専門とする臨床医の集まりとして1984年に設立されました。生涯教育と健保問題解消の実現を中心テーマとし、現在、全国に約4,600名の会員を擁する組織になっています。私たち会員は、皮膚科の診療を通じて皆様方とお付き合いさせて頂くとともに、全国各地で学会や講演会を開き、自己研鑽に励みながら、皮膚疾患に悩む方々が最善・最適な医療を受けられるよう努めてまいります。
さて、本会はお陰さまで創立30周年を迎えました。本会が設立された当時は、まだまだ皮膚科の認知度は低かったようです。皮膚科を単科で標榜して開業するというのは非常に少なく、内科や外科の先生が自由に皮膚科を標榜して開業する時代でした。一方で、高齢化社会の到来を見据え、医療費適正化に大きく方向転換された時期でした。医療費増大が国を滅ぼすとした「医療費亡国論」が発表されたのもこの頃です。こうした状況のなかで、皮膚科の将来に不安を感じ、臨床皮膚科医が一致団結をして事に当たるためには、全国組織の団体を結成する必要があるとの意見が湧きあがり、本会設立に至りました。現在、わが国の高齢化は世界にも類をみない早さで進行し、医療費増大は当時と変わらず大きな問題となっています。少子化による人口構造の変化、世界的な経済不況ともに国民所得がほとんど増えないなかで医療財源の逼迫が危惧され、財政優先の医療政策とともに医療提供体制にも影を落としています。
高齢者人口の増加と共に皮膚病の罹患率も増えています。地域医療を支える多くの先生方とともに最善の医療を提供できるよう私たち皮膚科医が一層の研鑽に励むのは当然ですが、よい医療環境・医療制度が基盤になければなりません。本会は日本皮膚科学会とともに、他の医療関連団体とも連携しながら、よりよい皮膚科医療を提供できるよう努力を重ねてまいります。
また、広く「皮膚」に関心を持って頂くために、1989年より11月12日(イイヒフ)を「皮膚の日」と定めました。皮膚疾患についての正しい知識の普及や皮膚科専門医療に対する理解を深めて頂くために、毎年この日を中心に、皮膚疾患やスキンケアについての市民公開講座、無料相談あるいは皮膚がんの無料検診などを開催し、都道府県単位の会員のボランティアによる啓発活動を全国的に行っております。
さらに、少子高齢化という観点より地域医療の充実をはかるため、学校保健、在宅医療に関しても、教育現場・行政面での活動あるいは各地域で往診をする皮膚科医の情報提供・公開講座などにも積極的に取り組みながら皆様の要望により一層応えるべく努力していく所存です。
開業医中心と思われがちな本会ですが、勤務医と開業医の連携を含め、女性医師や勤務医問題を皮膚科全体の問題として捉え、勤務医委員会を設置して真剣な議論を重ねております。皮膚科医療を変えていくためには、若い勤務医の先生方にも本会にどんどん加入していただき、臨床皮膚科学だけではなく、医療制度・健保問題に関心を持っていただくことが必要と考えています。
今後とも、皆様のご支援、ご協力の程、お願いいたします。

委員会の紹介

在宅医療委員会

在宅や各種入所施設で生活される方々の皮膚疾患を専門的な立場から改善しQOLの向上を目的として事業を推進、調査、活動しています。日本看護協会とも協力し合い多くの皮膚科医が皮膚科在宅医療に参加しています。
このホームページより各地域で往診する皮膚科の検索もできますので、ぜひ御活用ください。

学校保健委員会

学校生活におけるアトピー性皮膚炎をはじめとしたアレルギー疾患,皮膚のさまざまな問題について対応するため、文部科学省,各都道府県教育委員会と連携して各地域の皮膚科専門校医(専門相談医)を学校に派遣したり、研修会・講演会を行なうなどの活動を行っています。ご要望等がありましたら、学校を通してご相談ください。

健保委員会

健保制度における皮膚科の問題点を討議し、その対策を講じています。

医療制度検討委員会

医療制度に関する問題について対応策を協議しています。

編集委員会

臨床皮膚科学、生涯教育、健保・医療制度、地域医療などを中心とした年6回の会誌の企画、編集、校正などを行っています。

会則検討委員会

会の運営をより円滑にするため、広く有識者の意見を拝聴し、会則の検討を行っています。

勤務医委員会

皮膚科勤務医が抱える問題点を明らかにし、その改善策を講ずる活動をしています。

HP運営小委員会

皮膚疾患および皮膚科診療に対する正しい情報を提供できるようHPの維持・管理・運営を行っています。

ML小委員会

連絡の効率化、ペーパーレス化を目的とした、各委員会のメーリングリストを管理しています。また本部と各支部の連携、会員相互の情報共有を目的とした、情報伝達のシステム作りを行っています。

日本抗加齢医学会

densya_silverseat2001年に日本抗加齢研究会が設立された。設立時には、超少子高齢化社会と老人医療費が増大しており、国民保険制度がある福祉政策に

日本抗加齢医学会は、医師、医生物研究者らが集まって設立されているが、その目的は加齢や老化の進む中で、老化して病的プロセスを予防する抗加齢医学を積極的な基礎医学的や臨床医学的を追究して、生活者の生活の質を向上することとされている。

その先にあるものは、老人医療費増加度を抑制し、人口年齢の延長、労働力を確保するという目的を持っている。抗加齢医学の正確なデータを集積し、正しい情報、事実、科学根拠に基づいて確率を目指している。

抗加齢医学とは

・健康な寿命を延命するための予防の医学

抗加齢医学に重要なのは、長い寿命の質が重要だといわれている。高齢者の生活の質を上げるためには、バランスの悪い病的な老化を早くから予防して健康に寿命を延ばすためにあると言われている。

・生活習慣の改善から捉える

・生活者の自らの生活活動の向上

医学的な治療、予防をすることによって、生活者自ら生活習慣を改善しようと自ら活動的になる場合があり、積極的な行動変異が発生する医学となるとも言える。

事業内容

毎年、日本抗加齢医学会総会の開催をしている

全国各地での抗加齢医学の知識、理解を広めるための活動

 

理事長挨拶「快寿社会を 目指して」

ユニエイジの時代に求められるアンチエイジング医療!
抗加齢医学の「抗」はマイナスに対して起こす行動の事!

現代社会は80歳を超えても世界最高峰のエベレストへの登頂も可能になる一方で、小学校から起業家を育てようといった新しい教育の形も進んできており、今まで年齢で分けられていた社会構造の分類が曖昧になって、これからは「ユニエイジ」の時代になってくるのではないかと思う。こういった時代になると、年齢で何かを分類するというよりも、どんな年齢であっても、健康で社会に貢献できるか、または何らかの理由でそれが出来ないかといった分け方になってくるのではないかと思う。

加齢による老化に関しては、表現型として、認知力の低下や筋力の衰え、骨粗鬆症、内臓脂肪の増加、心血管機能の低下、不眠などがあげられる一方で、医学的な変化の項目としては酸化ストレスや免疫応答、持続性の炎症、概日周期、自律神経系の不調などがある。しかし、これらの根本的な原因は、我々が持っている遺伝子が活性酸素によって障害を受けたり、不安定になることに尽きる。つまり、活性酸素は細胞の老化に非常に重要な役割を持つ。

若い時はこの活性酸素の消去能が高いが、加齢とともにその能力が落ちる。多くの病態が酸化ストレスの発生を増加させることがわかってきており、この活性酸素の発生をいかに減らすかが抗加齢医学の1つの大きな目的になる。活性酸素は食事から摂取したカロリーをミトコンドリアでエネルギーに変換する際に発生するため、そもそも摂取されるカロリーを制限することもその対策の1つとなる。実際にカロリーを制限すると長寿になることが様々な動物を使った試験で明らかになっている。

このカロリー制限は、長寿遺伝子と言われる「サーチュイン」のスイッチをオンにすることがわかっている。綱のようにらせん状に巻かれた状態の遺伝子は転写される時点で一旦ほどかれる。この時に活性酸素によって傷がつきやすくなるが、サーチュインはこのほどかれた遺伝子を再度しっかりと締め直してくれる働きがある。端的に言うと遺伝子に傷をつけないように防御してくれる役割を持つ。

よって、サーチュインの発生をいかに増やしていくかということが、アンチエイジングにとって非常に大事になる。具体的には、有酸素運動やレジスタンス運動、性ホルモンであるテストステロンを増やす事、COQ10やポリフェノールの摂取、PDE5阻害薬などの薬剤投与等がサーチュインの発生を増やす方法として確立されてきた。

実験室の研究から臨床へと大きな発展を遂げたアンチエイジング医療!
キーワードは「遺伝子多型」!

抗加齢医学とは、加齢に伴って生じる「負」の現象が起こらないように行動する学問領域であり、抗加齢医学の「抗(アンチ)」はマイナスに対して起こす行動という意味を含んでいる。最近はサクセスフル・エイジングやウェル・エイジングといった言葉を使った方がいいのではないかという意見もある。しかし、こういった言葉は、高齢者の社会的適応という意味ではいいかもしれないが、加齢は遺伝子にとっては絶えずマイナスがあるという事を考えると、我々医療従事者にとっては「アンチエイジング(抗加齢)」という言葉が正しいのではないかと思う。

アンチエイジング医学はここ5年ほどで急速に進歩し、今までの実験室の研究から臨床へと大きな発展を遂げている。具体的な例として、老年のネズミと若いネズミのおなかの血管をつなぎ合わせた実験では、老年のネズミの血管が太くなり、神経幹細胞が増殖し、嗅覚が発達、骨格筋も再生した。原因となる分子「GDF-11(Growth Differentiation Factor-11)」も分かってきた。今はどうやってこのGDF-11を活性化できるかを、多くの企業が注目している。

現代の医学はサイロエフェクトに陥っている。しかし、研究されたサイエンスを社会実装するためには、知を共有してサイロに横串をさすことが大事だと思う。それが抗加齢医学会のミッションではないかと思う。

抗加齢医学が今後、注力していくことの1つにゲノム医療がある。疾患にかかりやすいか、かかりづらいかという事を簡単に評価する方法として、一塩基遺伝子多型がある。個人個人によって遺伝子のある部分だけが違って、それによってアミノ酸の組成が変わりタンパク質の働きが若干違ってくる。この事がいろいろな体質の違いに関係していることがわかり、様々な疾患に関連する遺伝子多型も具体的に分かってきている。

前立腺がんは男性が罹患する一番多いがんとなっており、2000年から2020年の20年間で約3倍に増えている。疫学的には牛乳の消費量が多い国では前立腺がんの発生が多く、牛乳に含まれる動物性脂肪が関係していることが考えられている。この前立腺がんに関しては、すでに76個の遺伝子多型が同定されている。この遺伝子多型を1%持っているか10%持っているかで前立腺がんになるリスクが変わってくる。つまり遺伝子多型を調べることによってそのリスクを事前にわかることが出来、それによって介入が可能になる。

アメリカでは、医師だけでなく看護師や栄養士など専門職の人たちがチームを組んで個別データを活用しながら、がんの予防やがんになってしまった人に対して行う「スマートケア」という医療が発達しており、機能性食品や運動、ストレスマネージメントによって、実際に遺伝子発現を変えてしまうという事が行われている。これによって、がんを予防したりがんの進行を遅らせたりすることが出来る。つまり、アンチエイジングのプログラムによって疾患の予防ができる時代になってきており、医療費を削減する有力な方法としても注目されている。

アメリカでもベビーブーマー世代が65歳以上の老年期に入り、アンチエイジング分野の市場は2022年までに2兆円規模に拡大されると言われている。老年期人口が増えるからこそ新しい技術・商品開発が求められ、別の調査会社の資料によると、2021年までに世界のアンチエイジング市場は20兆円を超えてくるとの予測もある。

姉妹団体の日本抗加齢協会は日本抗加齢医学会協力して、アンチエイジングを企業や一般の方々に普及啓発するということを行っているが、その中で機能性表示食品制度に対する支援も行ってきており、この制度の定着に大きく貢献してきている。

生まれた瞬間からアンチエイジングは始まる!
「はつらつ!」を合言葉にアンチエイジング医療で幸福社会を実現!

抗加齢医学会の対象は年齢を問わず、まさに生まれた瞬間から抗加齢医学はスタートする。遺伝子の表現型を改善することも抗加齢医療の対象であり、高齢者の社会参画を阻む要因である身体的・精神的な問題を解決することもアンチエイジング医療であり、これによって「抗介護」の効果もある。

また、組織、地域における健康度(ソーシャルキャピタル)もアンチエイジングの重要な要素となる。そこで、坪田前理事長提唱したセルフ・アセスメントである「ごきげん」に加えて、自分はピア・アセスメントである「はつらつ」を提唱していきたい。社会の幸福感は支えあうアンチエイジングから始まると思う。

 

この度、ミッドタウン六本木や日比谷、日本橋界隈等の開発で有名なディベロッパー「三井不動産」と抗加齢医学会がオフィスや街をハツラツにするアイデアについてコラボレーションすることになった。いかにオフィスや街で働く人たちが快適に健康的に過ごせるかといった実証実験を行っている。例えばビルとビルの間の壁にボルタリングを作るとか、階段に工夫をして、階段を使う事がイニセンティブになる仕組みなどのアイデアが既に出されている。真面目なものから奇抜なものまで幅広く応募している。ぜひご協力をいただきたい。

 

加齢そのものが遺伝子異常を起こして病気になるのだが、遺伝子異常を防ぐメカニズムが解明され、遺伝子素質に基づく予防医療も期待されている。抗加齢医学こそが「はつらつ」とした快寿社会の実現をサポートできるのではないかと考えている。

2018年5月

一般社団法人
日本抗加齢医学会 理事長

堀江重郎

順天堂大学大学院医学研究科
泌尿器外科学 教授

設立趣旨

2001年日本抗加齢研究会設立時には、すでに予見されていた超少子高齢化社会と老 人医療費の増大。 国民皆保険制度を有する我が国の福祉政策は、いずれその転換を迫 られるといった状況でありました。 そのような中、医師ならびに医生物研究者らが中 心となって設立した目的は、加齢現象や老化の研究が進む中、 老化の病的プロセスを 予防する抗加齢医学を積極的介入する方法を基礎医学的、臨床医学的に追求して実践 することにより、 生活者のQOL(Quality of Life)の向上を図る。 そして抗加齢医 療の提供により健康長寿を国民が享受し、老人医療費増加度の抑制、生産人口年齢の延 長、 労働力の確保といういわば国家戦略的な目的であります。 医学界ならびに社会 で認められるために、抗加齢医学に関する正確なデータを集積し、正しい情報を伝え、 科学的根拠・事実に基づいた医療としての確立を目指していくと同時に、人々に受け入 れられる医療となることを目指し活動を続けてまいります。

 

抗加齢(アンチエイジング)医学の独自性

1、健康寿命を延長するための予防医学・健康寿命を延伸する医学
抗加齢医学の研究は、出生から死亡に至るまでの様々な過程で生じる現象を科学的に 捉える上で、 非常に有意義でありその成果は生活習慣病をはじめとする様々な疾患を 予防し、ストレスや疲労、 免疫低下などの疾病発生促進因子を改善し、健康長寿を享 受することを目指す理論的・実践的科学であり、 これこそが抗加齢医学の定義であり ます。そして抗加齢医学的に重要なのは長寿の質です。 高齢者のQOL(Quality of Li fe)を向上には、アンバランスで病的な老化を早い段階から積極的に予防し、 健康寿 命を延長することにあります。

 

2、学祭的に捉える学問
抗加齢医学の独自性はこれまでの治療医学にみる縦割りの隔てを取り除き、多領域に わたる横断的、 集学的に研究することにより老化の関連性を把握できるにあります。  抗加齢医学の研究は、遺伝子や細胞レベルから動物やヒトの個体レベルまで幅広く、 生化学、生理学、 臨床医学など複数領域の医学にとどまらず、化学、物理学、農学、 薬学など他分野に係っています。 一方で実践は、栄養学、内分泌学を用いた補充療法 と運動・休養などの生活習慣の改善によって老化をどのようにコントロールできるかにあるのです。

 

3、生活者に積極的に行動変容を起こす医学
人は誰でも健康長寿を望んでいます。これまでの病気を治す医療から、老化による疾 病を予防し、健康寿命を延長することは、 人々が受け入れやすく、生活習慣の改善など 積極的な行動変容を起こす医学となりえます。

移植孔

自毛植毛に関する専門用語のこと。自毛植毛とは、自分の毛根を採取し別の場所に埋め込み生着させ毛髪をそこから発毛させることを言うが移植した毛根を移植する際に埋め込む孔のことをいう。

移植孔は、元々ある孔ではなく人工的に極小の孔を開けて作られる。人間の毛髪の生え方は複雑であり、人によって全く異なるものとなるので、医師がまず移植孔のデザインをする。自然な毛髪の流れを作りあげるには経験と技術ある医師の存在が必要不可欠である。また、移植孔と移植孔の間隔も移植したグラフトの生着率に多いに関わってくる。

移植孔を形成する際には、グラフトの形や植毛した後のデザインを考えて極小の孔を開けている。植毛の際は、移植孔にグラフトを埋め込むが生え際が目立つ部分には小さ目の移植孔に小さ目のグラフトを使用する。また、目立ちにくい部分には大き目の移植孔に大きめのグラフトを埋め込みボリュームを出せるよう工夫している。

スリットホールとホールの違いmedical_fukukuukyou_syujutsu

移植孔には種類があり、スリットホールかホームかに分かれる。スリットホールとは、丸い孔ではなく一線のようなデザイン。これは移植した後に孔が目立ちづらいというメリットがある。

現在の植毛はホールよりもスリットで行われる方法が多いようだが、スリットで余計な隙間を作らずに高密度にしようとすると畑のような状態になってしまう。スリットの移植孔の際には熟練の技術と経験が必要だ。

ホールとは、丸い孔のことである。ホールにするメリットは、移植したグラフトに丁度よく収まるため少ない出血で済む。また、高密度での移植が可能になる点である。逆にデメリットはというと、スリットと比較すると皮膚のダメージが大きくなることが言われている。高密度に移植できるとは言えど高密度にしすぎると点であるものが傷として治ってしまう可能性もある。また、既存の毛がある場所にホールを作成することは難易度が高くなり、手間がかかる。

 

 

 

PRP(Platelet-Rich Plasma)

PRP(=Platele-Rich Plasma)は、関節炎、アキレス腱鞘炎などの治療などで近年注目を浴びている治療法である。「慢性」化してしまった患部を「急性」の状態にし、自己治癒力を高め効果を上げる治療法で、切開しない方法としてこの手術法が評価を得ている。

日本では美容整形の分野で多く利用されているが、アメリカではプロスポーツ選手へのけがの治療として遣われている。2014年にはニューヨークヤンキースの田中選手の肘の怪我の治療してPRP療法を行い知名度が上がった。

仕組みmedical_yobou_chuusya (1)

PRPとは、血小板を濃縮したものである。その中には細胞が成長しやすいよう栄養素が豊富に含まれている。治療に関して言えば、腕から採血してその遠心分離機にかけてPRP組織を抽出する。同時に針の先で患部に小さい穴をいくつか開けて新しく怪我を故意的に起こす。それにより患部にふたたび炎症を起こさせるのだ。細胞の修復には炎症は一番最初の工程であり、不可欠な過程である。栄養を豊富に含んだPRPを注入することにより治癒力を加速することができ、傷ついた幹部を再生させる。

PRP療法はリハビリなどで行っても効果のなかった慢性アキレス腱炎、足底腱膜炎などの治療法としてもみとめられている。

また、植毛時にこの治療を使用すると既存毛が濃くなるといも言われている。

国際毛髪外科学会

国際毛髪外科学会とは

teacher_english_woman国際毛髪外科学会(SHRS: International Society of Hair Restoration Surgery)とは、世界各国の60か国の1000人以上の毛髪専門医が在籍する非営利医療団体である。設立されてから22年の歴史を持つ世界最大の自毛植毛専門の学術団体である。

毛髪外科の専門医が植毛についての情報を提供や、一般の方へも育毛対策、内的また非外的治療に関する最新情報などを届けている非営利的組織の学術団体である。世界の薄毛の悩みを持つ方などに最高の治療の結果を届けることを使命としている。そのために、世界の植毛技術レベルを向上、日頃から常に活動をしている。2015年には、23名の会員がFellowの資格を承認され現在は世界中で84名以上の有資格者がいる。

また、2014年10月第22回国際毛髪外科学会の会員総会にて紀尾井町クリニックの柳生院長が国際毛髪外科副会長に選出された。

事業内容

◆学術集会、会員総会の開催

年に一度開催されている。

◆ライブ手術

世界各地で年4~5回ライブ手術が行われている。

◆オンラインでの情報公開

学会ホームページの更新や、オンラインで植毛専門医の紹介や体験談、ビデオ公開、など情報を公開している

日本皮膚外科学会

日本皮膚外科学会とは

character_hakase1986年に元々「皮膚科外科勉強会」というものが発足し、現在の日本皮膚外科学会となっている。「皮膚腫瘍、母斑、瘢痕その他皮膚科の知識をもって治療にあたるべき疾患に関する臨床力の向上」を目的に創立された。

現在は、特定非営利活動法人の認証を得て存続している。

特徴

皮膚科専門の医師の中でも積極的に手術治療を行っている、または行おうとしている人が集まり皮膚の外科治療についての意見を出し、情報を共有することで勉強をしている。

また、学会運営や学会誌発行はボランティアで行っている。

皮膚外科治療を真剣に考えているが、全国規模だがサークルのようなものである。

書籍

皮膚外科の教科書、日本皮膚外科学会監修「皮膚外科学」という日本で初となる皮膚外科の教科書が発売されている。皮膚外科についての基礎と実践の70項目が記されている。

事業内容

◆日本皮膚外科学会総会・学術集会などの開催等(毎年1回、全国開催)

・第32回日本皮膚外科学会総会・学術集会 会期:平成29年(2017) 7月22日(土)~23日(日)

・第31回日本皮膚外科学会総会・学術集会  会期:平成28年(2016) 9月10日(土)~11日(日)

・第30回日本皮膚外科学会総会・学術集会 会期:平成27年(2015)10月10(土)~11日(日)

・・・

日本皮膚科学会

日本皮膚科学会とは

明治33年の12月に東京帝國大学教授の土井慶蔵博士がcharacter_hakase提唱したことで創立された学会のこと。

翌34年4月の第一総会が開催される。この学術総会は現在でも毎年行われている。また、この学会から「日本皮膚科学会雑誌」という雑誌が1901年から創刊されている。

理事長は山梨大学の島田眞路である。

事業内容

◆「日本皮膚科学会雑誌」の雑誌を年13回発行

全会員に配布している会員誌。通年およそ2千ページになる会員誌の中には、原著論文や学会抄録、会報等が掲載されている。

◆「The Journal of Dermatology 」の雑誌を年12回発行。

年間1万円の購読料で購読会員に配布しているもの。国内や国外の原著論文を掲載している。世界の14か国から約40人ほどの研究者たちの協力によるもの。世界37か国340か所で購読されている。

◆「皮膚科専門医」の資格認定、資格更新

皮膚科専門医を養成するため、また生涯にわたって教育研修のために設けている制度のこと。認定されるには、学会がする研修施設で臨床研修を5年以上行うことと、必要用件を満たしている会員へ試験を行う。

この資格は取得後5年毎で更新されるが、その間には研究発表や自己研修、学会への出席などで専門医制度の基準単位を習得しなければならない。

◆講習会や色々な学会の開催

年に9回、研修講習会や生涯教育シンポジウムを開催している。専門医を目指している会員や更新するための会員が参加している。

◆「総会」の開催

年1回、世界の会員が参加し、3日間の日程多彩なプログラムを開催する総会を開催している。

◆「学術大会」を毎年開催

毎年1,2回学術講演や研究発表などの学術大会を開催している。

 

等、様々な活動をしている。