月別アーカイブ: 2015年12月

ロゲイン

ロゲインとは? 

育毛剤として普及している外用医薬品の一種。
アメリカの製薬会社が開発しており、すでに何十年という長期に渡って利用されてきた実績がある。
ミノキシジルを配合しており、男性型脱毛症(AGA)の男性の間でしばしば愛用されている。

効果の高さのほか、安全性に関する信頼度が高く評価されている。
実際に、FDA(アメリカ食品医薬品局)や日本皮膚科学会・日本毛髪科学協会等からのお墨付きや研究報告が多く、販売の際にはさかんに引用されてきた。

取り扱っている輸入代理店がかなり増えている(日本国内に流通するようになって久しい)。
価格についても比較的安価に設定されているため、高い需要を誇っている。

ミノキシジル

ミノキシジルとは?

発毛効果を持つ物質の代表格と呼べる成分。
現在、世界中の発毛剤に使用されている。

ミノキシジルは高血圧症治療の内服薬の成分としてアメリカのアップジョン社が開発し、1979年から使用され始めた。もともとは血管拡張剤として脚光を浴びた。その中で治療中の患者の多毛が認められたことから、研究・分析の末に外用の発毛剤の成分として開発が進められるようになった。その後、ミノキシジルが配合された発毛剤が医薬品として承認され、急速に広まった。
近年では経口摂取する種類や頭部に塗布する種類など、多様化が進んでいる。

日本に上陸したすでに数十年という歳月が流れているが、医薬品であることから流通経路には制限がかかっている。
一般の育毛剤として販売されているケースは、一部の製薬会社の生産品のみとなる。それ以外では、医療機関での処方を受けるか海外からの輸入等が必要となる。

ミノキシジルの利用の際は、かゆみやむくみ、低血圧や肌荒れといった副作用を避けるために、使い方に用心する必要がある。

形成外科

形成外科とは?

医科の科目のひとつ。
現在の定義では、身体の組織に起こった変形や欠損等の異変に対して、機能や形状の修正や調整を目指す科目となっている。

よく「整形外科」と混同されるが、整形外科は厳密には身体の運動が治療の対象であり、骨や関節、あるいは筋肉や神経といった組織が主たる対象である。
それに比べて、形成外科の場合は皮膚のような身体の表面が主たる対象となる。

植毛手術は、頭皮や頭髪が治療の対象である。そのため、形成外科の範疇にカテゴライズされることがほとんどである。
医療機関や医師、あるいは科目を切り口として植毛の相談場所を探す場合は、形成外科を手掛かりにすることがおそらく近道となる。

薬物性脱毛症

薬物性脱毛症とは?

投与された薬物のためにもたらされる脱毛症を総称する言葉です。
副作用に脱毛が含まれる薬物といえば抗がん剤が非常に有名ですが、その他の薬物で発症する例もあります。

抗がん剤の場合は、細胞の分裂を妨げることでがんの活動を抑えようとします。毛母細胞もその効果の対象となるため、頭髪のほか全身の体毛も生えてこなくなります。

そしてがん以外でも、重症の疾患に用いられる強い薬の中には脱毛という副作用を持つ種類がたくさん存在します。

大きく2種類に分けられる薬剤性脱毛症

AGAの原因は男性ホルモンの働きだとされ、円形脱毛症の原因は免疫系の異常だとされているなど、脱毛症の多くには特有の原因があります。

一方、薬剤性脱毛症は薬の副作用によって引き起こされる脱毛症のことです。薬剤性脱毛症の特徴は、その原因や症状が幅広く、何が原因で抜け毛が起こっているのかを特定しづらい点です。そのため、抜け毛の原因が分からない場合はすぐさま医師に相談し、薬剤使用歴をきちんと共有することが大切です。そうして慎重な観察を行い、原因を特定することになります。

薬剤性脱毛症の症状を大きく2種類に分けると、“成長期脱毛症”か“休止期脱毛症”のどちらかに当てはまります。これらは成長期毛性脱毛症、休止期毛性脱毛症とも呼ばれます。以下、これら2種類の脱毛症の特徴をご紹介します。

 

薬剤性の成長期脱毛症
薬剤性脱毛症は成長期性のものと休止期性のものに分けられます。薬剤性の成長期脱毛症の中でよく知られているのは、抗腫瘍剤(抗がん剤)の投与や放射線治療によるものです。また、銅や水銀などの重金属、ヒ素、ホウ酸などの中毒になることによっても薬剤性の成長期脱毛症を発症する可能性があります。薬剤性の成長期脱毛症では、これらの原因により毛包が傷つけられ、成長期にある髪の毛が急速に抜け落ちます。抜け方はびまん性、つまり頭皮全体的にまんべんなく抜けていくことになります。脱毛症が進行すると、残る髪の毛のほとんどは休止期のものです。

抗腫瘍剤の中でもいくつかの種類があり、具体的にどのような作用で成長期の髪の毛が抜け落ちるのかが変わります。症状の現れ方にも違いがあり、脱毛と同時に頭皮の色素沈着がみられるケース、頭皮の乾燥を引き起こすケースなどがみられます。

また、抗腫瘍剤による成長期脱毛症では特定の細胞にアポトーシス、つまり細胞の死が起きていることが判明しているなど、そのメカニズムは徐々に明らかにされています。他には、抗腫瘍剤による成長期脱毛症では毛包の増殖が抑制されますが、新しい血管の増殖も抑制されることが分かっています。これにより考えられるのは、栄養が十分に行き渡らなくなることによる脱毛の加速です。

薬剤性の成長期脱毛症では、該当する薬剤の使用を中止することで急速な回復がみられることがあります。

薬剤性の休止期脱毛症

休止期脱毛症は、成長期の髪の毛が成長を抑制され、早期のうちに退行期・休止期に移行してしまう脱毛症です。薬剤性の休止期脱毛症は、高脂血症の治療薬やパーキンソン病の治療薬、抗うつ薬、抗てんかん薬、抗甲状腺薬、経口避妊薬、痛風治療薬などさまざまな薬剤がきっかけとなって起こります。また、ビタミンAの過剰摂取によっても同様の脱毛症になることがあります。

薬剤性の休止期脱毛症では、薬剤の投与を開始してから2カ月~4カ月ほどで脱毛の症状が現れます。成長期脱毛症と違ってすぐに症状が現れないのは、毛包が傷つけられて脱毛が起きるのではなく、休止期に入って抜け落ちるまでは髪の毛が頭皮に残るためです。薬剤性の休止期脱毛症を治すにはどの薬剤が原因かを特定し、服用を中止するか減量するかの対策を講じる必要がありますが、脱毛症の原因がなんらかの薬剤にあることが見逃されてしまうケースは多いとされています。そのため、飲んでいる薬はすべて医師に共有することが大切です。

また、薬剤性の休止期脱毛症の治療にはフィナステリドやミノキシジルが有効だとされています。これらはAGAに対して用いられる治療薬ですが、AGAと休止期脱毛症は「成長期が短くなって休止期の髪の毛が増える」点においては同じ病態を示しています。特にミノキシジルは、AGAに限らずさまざまな脱毛症の治療に有効だとされている薬です。なお、フィナステリドは男性にのみ効果のある薬で、女性は服用してはいけません。

粃糠性脱毛症

粃糠性脱毛症とは? 

大量のフケが発生することで起こる脱毛症。
フケが増えてしまう原因はさまざまだが、増えすぎると毛穴を詰まらせてしまうほか、頭皮の炎症の原因になってしまう恐れがある。これらの症状は、抜け毛を増やすきっかけになり得る。
猛烈なかゆみや不快感等を伴うことも、症状のひとつとなる。

男性型脱毛症(AGA)と併発しているケースもある。この場合は脱毛の進行を早めてしまう危険性が高いといえる。

この脱毛症は、かゆみや湿疹のほかに深刻な症状がないため放置してしまう発症者が少なくないと考えられている。もちろん放置しておくことは頭皮・頭髪の健康を目指す上ではまったく好ましい態度ではない。

白髪について

白髪とは?

白髪について多くの方が勘違いしていることが一つあります。
それは、「髪は元々白いものである」ということです。
皆さんの認識の中では、「黒い髪の毛が、段々と白くなっていく」と思っている方が多いですが、実は、髪の色は元々白く、そこに色素が与えられているために黒くなっているということです。

この髪の毛を黒く見せる色素細胞を「メラノサイト」と言います。
髪の毛が白くなっていく、つまり白髪はこのメラノサイトが減少したり、働きが鈍くなってしまうために起こる現象なのです。そして、生物は加齢と共に細胞の働きが悪くなってしまいます。
そのため、メラノサイトが活発に働くために必要な「チロシナーゼ」という酵素も衰えてしまい、結果的にメラノサイトの働きが悪くなります。
このチロシナーゼの働きが鈍くなるのは、人によっても異なりますが、大体35歳前後から始まると言われています。
髪の毛を黒く見せる色素の働きが悪くなるために、年を重ねると白髪が増えてしまうのです。

 

白髪になる原因について

白髪になる理由は、

  • 加齢
  • ストレス
  • 頭皮の日焼け

など、さまざまです。

しかし、何らかの原因によって髪の毛を黒くするメラニン色素が十分に作られなくなるという点は共通しています。
メラニン色素の量が少ないと白髪になるといわれています。
それを引き起こす原因は、「食事」「睡眠」「ストレス」であると言われています。

白髪の原因① 食生活の影響力

メラノサイトとよばれる細胞がメラニン色素を作り出しますが、その過程でさまざまな栄養素が必要です。

栄養素は体の中で生成できないものも多いため、食べ物から摂取できていないと白髪になりやすくなる可能性があります。
食品添加物の多い食事を摂っていると、必要な栄養素が身体に行き渡らなくなってしまい、頭皮や毛髪が栄養失調状態になってしまいます。
そうなってしまうと、色素の生成もできなくなってしまい、白髪が増える原因となります。

白髪の原因② 睡眠の影響力

次に、睡眠に関してですが、睡眠不足になったり、寝る時間が不規則になってしまうと、 成長ホルモンの分泌が妨げられるということが研究の成果として実証されています。

寝不足になると、頭がボーっとすることはありませんか?
これは、頭に十分な血液が行き渡らなくなっている証拠です。血の流れというのは、言い換えると酸素や栄養の流れでもあります。
もし、頭に十分な酸素や栄養が届かなくなってしまうと、そこにある細胞はどんどん死滅していってしまいます。
寝不足で血の巡りが悪くなると、髪の色素を補修してくれるメラノサイトという細胞が減り白髪が増えていくというわけです。

 

白髪の原因③ ストレス

ストレスによって過剰に分泌された皮脂が酸化し、頭皮に過酸化脂質が増えると、メラニン色素をつくり出す「メラノサイト」の働きが抑制されます。
そのため、髪色の決め手となるメラニン色素をつくり出せなくなるので、白髪が発生するのです。

白髪対策

①食生活

白髪に効果のある食べ物

  • 海藻類
  • 魚介類
  • チーズ類
  • 果物
  • 魚介類
  • 大豆やナッツ類

白髪の原因はさまざまですが、食べ物に気を付けることで改善することが期待できます。
是非日々の食生活も意識してみて下さい。

②生活習慣

ストレスが原因の白髪は、ストレスがなくなるかストレスと感じなくなった約3ヶ月後(髪への影響を受けて頭皮の外に出てくるまでの期間は3ヶ月と言われている)に改善していきます。

ただ、ストレスや睡眠不足が頭皮だけではなく体にも悪いとは分かっていても、現代社会ではなかなかストレスフリーな生活は難しいです。
ですが、出来る範囲で良いので嫌なことを忘れて夢中になって楽しむ時間を作ってみたり、30分だけいつもより早く布団に入ってみるのも時には必要です。

 

 

瘢痕性脱毛症

瘢痕性脱毛症とは? 

何らかの原因で皮膚・頭皮にもたらされた傷痕が原因で発症する脱毛症。

激しい外傷や火傷、あるいは重度の皮膚疾患や難病の症状あるいはその治療方法が原因で、頭皮に傷痕が残ることがある。この過程で、頭皮の毛根が著しく傷つけられてしまうと、その部位の頭髪は失われることになる。
まずはその原因になった外傷や疾患の治療を優先する必要があるが、いったん毛母細胞が破壊されてしまうと、その部位に頭髪を取り戻すことは非常に難しい。

ダメージを受けた部位のみが脱毛の範囲となるのが原則だが、場合によっては感染症等がはじまるため範囲が拡大してしまう可能性がある。そのため二次感染の防止が必要となるケースがある。また外科手術で、瘢痕の範囲を最小限に抑えることも考えられる。

中毒性脱毛症

中毒性脱毛症とは? 

精神面や身体面での負荷(ストレス)が極端に激しいときに発症する脱毛症。

重病で体力が衰弱しているときや、その治療過程で、効き目と副作用が強くて負担が大きい薬の投与や難易度の高い手術が発生したときによく報告されている。
激しいダイエットの直後、または妊娠・出産の際に発症した例もある。

ストレスが最大の引き金だと考えられており、実際にストレスの原因がなくなると自然と回復に向かう性質がある。
そのため、本格的な発毛や育毛、植毛といった手段に頼る必要はないと考えてよい。

フケ

フケとは?
誰にでも出るフケ。その正体は古くなった細胞です。
頭皮の表皮では常に新しい細胞がつくられ、やがて、はがれ落ちます。
この古くなった細胞がフケなのです。
あまり知られていませんが、フケの原因のひとつである「フケ原因菌」は、皮脂を食べて生きるカビの一種で、誰の頭皮にも住んでいます。
増えすぎると、フケ・かゆみの原因になることがあります。洗い過ぎも大量のフケの原因になります。

フケを抑えるためには?
フケが大量に発生すると気になるのは当然のことです。自分で気になるどころか周りからの目も気になってしまうものです。そのため、フケを取りたい気持ちから一日に何度もシャンプーをしてしまいがちですが、フケが気になるからとシャンプーのし過ぎはNGです。洗い過ぎは、かえってフケの大量発生を招いてしまう可能性があります。フケで悩む人にとっては、できるだけ皮脂を取り除きたいと思うものですが、実は皮脂には雑菌の侵入を防いだり、地肌を保湿したりする役割があるのです。つまり、シャンプーをすればするほど、本来あるべき皮脂までもが除去され、そのせいで地肌は乾燥してしまい、その結果フケが発生しやすくなります。フケを抑えるためには、シャンプーで頭皮を清潔に保つことがとても大切ですが、もし今、一日に何度もシャンプーをしているなら、まずはシャンプーを控えましょう。適切な頻度は、一日一回です。

使うシャンプーを見直そう
フケの発生は、使用するシャンプーが原因になっていることも考えられます。とくに、しっかりとフケや皮脂を取り除きたいからと、洗浄力の強いシャンプーを使っているなら要注意です。過剰な刺激によって頭皮や髪にダメージを与え、フケの発生を加速させている可能性があるからです。フケの発生を抑えるなら、低刺激のシャンプーを選びましょう。
シャンプーは、洗浄成分によって「石鹸系」「高級アルコール系」「アミノ酸系」の3種類に分けられます。
石鹸系は、成分の安全性は高いものの洗浄力が非常に高いため、髪や頭皮にとって刺激になる場合があり、おすすめできません。また、高級アルコール系は、泡立ちが良く汚れを落としやすいものの、石鹸系以上の洗浄力があるため、やはりおすすめできません。現在、石鹸系や高級アルコール系のシャンプーを使っているならまずは使用をストップしてください。そして、髪や頭皮に刺激の少ないアミノ酸系シャンプーに変えましょう。アミノ酸系シャンプーの洗浄力は石鹸系や高級アルコール系に比べるとやや落ちるものの、毎日使用しても髪や頭皮の健康を損なわないメリットがあります。シャンプーはパッケージを見ただけでは洗浄成分の違いを判断することは難しいですが、ボトル裏の成分表を見えればすぐに判断できます。
成分表示名をチェックしておき、アミノ酸系に該当する成分を含むシャンプーを選んでください。

正しい頭皮ケアでフケを撃退!

フケ症は放っておくと、脱毛につながる場合もあります。正しい頭皮ケアのポイントを知って清潔な頭皮を手にいれましょう。

①少なくても1日おきにシャンプーを
洗髪の回数は皮脂の分泌量や季節などによって違ってきますが、
少なくとも1日おきの洗髪をおすすめします。

②生活習慣を見直そう
食事は規則正しくとる。
ビタミンB群を多く含む食物(豚肉、ほうれん草、牛乳、レバー、シイタケなど)をとるように心がける。
アルコールや脂肪分の多いものをとりすぎないようにする。
過労、ストレスをさけ、十分な睡眠をとる。

頭皮だって顔と同じ皮膚!
顔の保湿ケアと同じように、頭皮の乾燥もしっかりケアして、乾燥の季節を乗り切りましょう。

脂漏性脱毛症

脂漏性皮膚炎とは??

高温・多湿の気候に加えて、紫外線の強い梅雨時から夏にかけては、肌のトラブルに気をつけたい時期です。外気に直接ふれる顔や頭皮は、とくに影響を受けやすく、炎症や湿疹が生じやすくなります。その1つが、脂漏性(しろうせい)皮膚炎です。
脂漏性皮膚炎は、皮脂の分泌が多い場所(鼻の周辺や頭皮など)を中心に起こる皮膚炎です。皮脂には本来、皮膚や髪の毛を保護し、潤す働きがあります。ところが、皮脂の分泌量が多すぎると吹き出物ができたり(ニキビ)、皮脂にふくまれる脂肪酸が酸化すると臭いを発したり(加齢臭)と、ちょっと厄介な面もあります。
脂漏性皮膚炎の場合は、炎症を起こして地肌が赤くなり、かゆみをともないます。皮膚が荒れてかさつき、細かく剥がれ落ちる状態になることも少なくありません。頭皮に症状が起こると、フケがたくさん出るようにもなります。
炎症による赤らみ、かゆみ、皮膚のかさつきをくり返す場合は、脂漏性皮膚炎を疑ってみてもいいでしょう。
脂漏性皮膚炎の原因はカビの一種(真菌)です。そのためきちんと治療しないと、慢性化したり、再発したりしやすいので、早めに適切な対策をとることが大切です。

かゆみやフケを放置しない

脂漏性皮膚炎の原因として、、直接的な原因がカビ(真菌)です。
顔や頭皮にカビがいるというと、驚く方も多いでしょう。でも、このカビはマラセチアといって、だれの皮膚にもいる常在菌の1つです。

ふだんは無害ですが、皮脂や汗などの分泌物が増えると、それらの成分をエサにして急激に増殖すると考えられています。
症状が出やすいのは、鼻の周辺と頭皮ですが、人によっては首の周辺や胸、背中などにも炎症が広がることがあります。
頭皮の場合には、フケの量が増え、洗髪してもすぐにフケが出るといった症状もみられます。
辛いものなど刺激物を食べると、強いかゆみとフケが出ることもあります。

頭皮に関してはもう1つ、脂漏性皮膚炎と脱毛との関係も注目されています。とくに男性の場合、脂漏性皮膚炎と脱毛症状を併発するケースも少なくありません。
脂漏性皮膚炎をともなう脱毛だと、通常のフケ用シャンプーだけでは対処できないこともあるので、皮膚科などを受診して検査をしてもらいましょう。
女性の場合は、女性ホルモンの保護作用によって、男性ほど強い脱毛症状はみられませんが、毛が細くなったり、抜け毛が増えることはあるので、やはり注意は必要です。

自分でも注意すること

脂漏性皮膚炎の予防や改善のためには、自分でも日常生活のなかで気をつけるべきことがあります。次のような点には、とくに注意しましょう。

・脂っこい食事を減らす

脂っこい食事を続けてとると、皮脂の分泌量が増え、マラセチアの増殖を助長することになります。

・ビタミンBとCを多くとる

ビタミンB群(とくにB2、B6)とビタミンCは、皮膚の代謝を改善し、ダメージの回復を早める働きをします。

・洗顔に気をつける

刺激の少ない石鹸をよく泡立て、泡でそっとなでるように顔を洗いましょう。また、拭くときはタオルを軽く顔に押し当てるようにし、けっしてこすらないようにします。

・洗髪に気をつける

熱いお湯をいきなり頭にかけないこと。抗真菌剤入り、あるいは刺激の少ないシャンプーを使い、爪を立てないようにし、指の腹で頭皮をそっとなでるように洗います。シャンプーの洗い残しがないように、よく洗い流しましょう(ただし、頭皮をこすらない)。

・紫外線をさける

紫外線は、皮膚のダメージを促進します。紫外線の強い季節は、帽子や傘で日よけをしましょう。ただし、帽子は風通しがよく、むれにくいものを選ぶことが大切です。

・睡眠をしっかりとる

睡眠不足も、皮膚の抵抗力を低下させる要因です。夜更かしはやめましょう。