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ARTAS(アルタス)

ARTAS(アルタス)とは? 

海外で開発された、現在のロボット植毛を代表する方法。
特殊なロボットを用いて、ドナーを採取する作業を行う。

ドナーの採取が医師の手作業で行わないため、医師の技量に左右されずに正確な採取を期待できる点が大きなメリットとなる。機械が行うため、時間もかからない。

ただし、ドナーの移植作業は医師が手作業で行う。この方法では、ロボットに任せる範囲を絞ることで、機械の強みと手作業の強みをまんべんなく活用している点が最大のメリットとなっている。

このARTASは、日本に上陸してからまだ日が浅いため受けられる場所は少ない。またロボットの導入コストが高いため、患者の負担額も自然と高額になる。ドナーを採取される範囲が広い点もデメリットのひとつと考えられている。

円形脱毛症

円形脱毛症とは? 

頭髪が突然脱毛する症状を伴う疾患。
5円玉や10円玉といった硬貨くらいのサイズで、頭皮がむき出しになるケースが多い。
ただし、だんだんと範囲が広がっていく傾向があり、もっと広範囲にわたって急に脱毛するケースもあり得る。

何の前触れもなくいきなり発症することが少なくない上に、痛みのようなサインをほとんど伴わない。朝起きた際の抜け毛の多さや、鏡を見たとき等に気づく、あるいは人に指摘されて気づくというパターンが目立つ。

ストレス等の精神的な原因が長い間指摘されてきたが、自己免疫の異常といったまったく異なる原因が近年指摘されている。

いずれにしても素人には判断が難しい上に、再発の恐れがある疾患であるため、速やかに専門医の診察を受ける必要がある。

AGAチェック

AGAチェックとは? 

男性型脱毛症(AGA)に該当するかどうかの検査を実施すること。
AGAになりやすい体質かどうかの検査や、AGAのために使用される薬物が有効な体質かどうかを確かめる検査がある。

また薄毛や脱毛の原因を調べる手順も含まれる。AGAだと判断された場合は、AGAが発症した原因について、AGAではないと判断された場合は、何が原因で薄毛や脱毛の症状が起こっているのかを確認する。

AGAチェックは、AGA専門の外来や植毛専門の医療機関等で受けることがベスト。
皮膚科等での受診も可能だが、専門医が所属していないパターンがある。

なおネット上では、セルフチェックを行えるサービスが流行している。これらはあくまでも簡易的なテストに過ぎない、その点を踏まえて利用することが好ましい。

遺伝子検査

遺伝子検査とは? 

肉体の一部を採取して、その細胞の中に潜むDNAの構成・順序を調査すること。
血液や粘膜のような採取しやすい部分が使われることが多い。

頭髪のトラブルについても、親から受け継いだ遺伝子が大きく関与しているケースがある。そのため、遺伝子を検査して薄毛や脱毛等の可能性を探る試みが、日本全国に広がっている。

将来的な男性型脱毛症(AGA)が発症するリスクを確かめることも可能となっているため、現在は頭髪に問題がない場合でも受けるケースが増えている。

専門の医療機関でないと検査は受けられないため、場合によっては検査する場所を探す際に苦労することがある。また、検査結果が出るまでにはひと月程度の時間を要する。
このような事情があるため、検査を受けたくなったときは早めに行動に移すことが好ましい。

医薬部外品

医薬部外品とは? 

医薬品に準ずる薬品を定義する言葉。

あくまでも医薬品ではない。そのため、薬事法の適用は受けるもののその制約内容・範囲は医薬品と比べるとはるかに緩くなる。
そのため、医薬品と比べて販売されている場所はかなり多くなる。

医学者から認められている効果・効能を持つ成分が配合されている点では、医薬品と共通している。しかし、効果・効能が顕著ではないものがほとんどである
(不特定多数の使用者に対して、等しい作用をもたらすとは断言できないことになる。「ある程度期待できる」といった範疇にとどまる)。

脱毛の予防に用いられる商品や、一部の育毛剤がこの医薬部外品に含まれている。

医薬品

医薬品とは? 

病気の治療や予防のために製造されている薬品一般を定義する言葉。

日本においては薬局・ドラッグストアで販売が実施されている。購入のために、医師の処方箋が必要となる種類もたくさんある。
いずれにしても、含まれている成分の効果が医学的に立証されている商品ばかりである。したがって、発毛や育毛といった効能が医学者から認められている商品は、医薬品に含まれることがほとんどのはずである。

薬事法の下で、販売ルートや価格等をはじめ数多くの厳しい制約を受けているが、近年は薬事法の改正等をめぐる議論が活発化しており、医薬品の規定も今後大きく変わる可能性がある。

亜鉛

亜鉛とは? 

金属の一種。しかし、人体の活動に欠かせないミネラルでもある。

新陳代謝の活性化や免疫力の向上等に深く関与する成分であることは、数々の研究から判明している。
亜鉛が体内で欠乏すると、さまざまな不具合をもたらすがその中には頭髪に対する悪影響もあると考えられている。また、抜け毛の原因となる男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)の活動を抑制する作用もあると考えられている。

育毛サプリメント等に頻繁に配合されているが、この手の商品の常用だけで抜け毛を食い止めることができるとはいえない。

医療用かつら

医療用かつらとは? 

深刻な疾患や負傷によって、頭髪を失っている患者のために供給されているかつらのこと。
よく知られているのは、がんの患者のために提供されている種類である。
がんの患者は、強力な抗がん剤を服用することがよくあるが、強い薬には強い副作用を伴う。
実際に抗がん剤には、頭髪をはじめ体毛全般が抜け落ちたまま生えてこなくなるという副作用がよく含まれている。医療用かつらの需要はがん患者の間では高い。

医療用かつらには、美観を補う(実際に、自然な髪質が引き出されている種類が多い)という目的のほか、露出した頭皮を保護する目的等を期待されることもある。

このほかの特徴として、一般的なかつらと比べて通気性が高くなるように配慮された種類が多い。
また一般的なかつらよりも製作に時間と労力を要する傾向がある。

かつら(ウィッグ)

かつら(ウィッグ)とは? 

頭部に装着して使う工芸品。
人工の毛で生産する場合もあれば、人毛を材料とする場合もある。

古来、さまざまな目的でつくられてきたが、薄毛等をカバーする目的で使われるケースは非常に多い。
技術の進歩のおかげで、使いやすい種類や一見してわからない種類が増えている。

長時間装着していても違和感を覚えなくてよい種類や、ある程度の運動をしたり風が強い日に出歩いたりしても耐えられる種類を手に入れることも可能である。
何らかの病気で頭髪を失った患者向けの医療用かつらも流通している。

ただし、頭髪の悩みを根本から解消できる方法ではないことを理解しながら使う必要がある。また、手入れやコストという観点から見るとかなりの負担になる可能性がある。

産毛

産毛とは? 

「産毛」という言葉にはいくつかの意味が込められている。
たとえば、乳児の頭部に生えている毛を指すこともあれば、頭部以外の部位に生えている細くて柔らかい毛を指すこともある。
そして頭髪に関して用いる場合は、生えたばかりの、細くて柔らかい頭髪の意味で使われることが多い。
産毛の段階の頭髪は、まだ色素が少ないため人目につかない傾向がある。

産毛は通常であれば、太く長い頭髪に成長していく。
しかし何らかの原因で、じゅうぶんに太く長く育つ前に抜け落ちてしまうことがある。抜け毛で悩む人の大半は、このようなパターンが頻繁に繰り返されている。

植毛手術においては、美しくバランスのよい仕上がりを追求する上で重視されている。